ネット担当の mole です
さて、ステアリンクのある ここ佐倉市には
『海隣寺』というお寺があります。
地図を見ていただけるとわかりますが、佐倉には海がありません。
なのに海の隣のお寺。
・・不思議ですが、やはり逸話があります。
その昔、鎌倉の時代までさかのぼります。
当時かの地を納めていた千葉氏のお殿様、千葉常胤（つねたね）が家臣を伴って浜辺で月見を催しておりましたところ・・海上に光を放つものが。
・・網をうってみると、金色に輝く阿弥陀仏が入っていたそうです。
「海上月越如来」と名付けられたその本尊は、鎌倉時代に現在の幕張にある千葉市馬加に納められたのです。
その後に千葉氏内部での内乱に伴い、現在の佐倉市に移されたとのこと。
‘海隣寺’の由来とあいなりました。
統治の象徴とされた時代もあり、現在でも重要文化財として佐倉市役所の敷地ほど近くに丁重に保存されています。
海隣寺という地名とともに記憶をとどめる旧佐倉城跡地。
今でも城下町の香りをとどめる格調のある町。
足を延ばしてみませんか。
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