オートサービス部のアントニオです。
今日はクラッチのO/Hを行ったのでご紹介します。
今回はいすゞギガの4軸低床です。
いやー。4軸は大変です。
M/Tをはずすのにスペースが狭い。
まずはリフトアップ。
そしてリターダとシャフト外し。
大型はとにかく1個1個が重い!
その後、付属品をはずし、M/Tジャッキをかけ本体をはずします。
出てきたクラッチカバーとディスクです。
削れて、面が波打っています。
こちらが新品・リンク品。
クラッチカバー、クラッチディスク、ベアリングを交換してスラスト部へのグリス給油、スラスト部、ホーク等の段付き摩耗を点検して、クラッチペダルを踏んだ時にゴリゴリ感や重さを感じないように修理をしていきます。
フライホイールやオイル漏れなどの点検もして内部清掃をして組み上げます。
ミッション・プロペラシャフト等組み付けてE/Gをかけてクラッチ調整、エアー漏れチェック。
各部の締めチェックを経て試運転を行い、不具合の無いようにチェック。
さらに排気漏れ、排気ブレーキ、リターダのチェックをしていきます。
これからも運送事業者の皆様を始め、すべてのトラックユーザー様のご要望にお応えできるように、常に勉強し、確実な整備をしていきます。
お問合せは“アントニオ”まで!