三菱ふそうのファイターは、1984年に発売された中型トラックです。
現行モデルは2代目であり、カーゴ・バン車・ウイング車・ダンプ・ミキサーを取り扱っています。
また事故を未然に防ぐための安全装備が充実していることが特徴です。
例えば、車両や歩行者との接触を防ぐ「アクティブ・ブレーキ・アシスト5」や、巻き込み事故を低減させる「アクティブ・サイドガード・アシスト」などです。
この記事では、三菱ふそうファイターの特徴や価格、内装を紹介します。
目次
三菱ふそう ファイターの特徴
三菱ふそうのファイターは、最先端の安全装備と選べるエンジンが特徴です。
距離や積載量によって直4タイプか直6タイプかエンジンを選ぶことができます。
目的別にエンジンを選べるため、燃費を抑えることが可能です。
ここでは、現行モデル2代目の三菱ふそうファイターの安全性と経済性を見ていきましょう。
安全装備の充実
三菱ふそうファイターは、事故防止の機能が充実しています。
「アクティブ・ブレーキ・アシスト5」は、前方の障害物(歩行者や車両)との衝突を防ぐ機能です。自動ブレーキと警報で衝突を回避します。
また、「アクティブ・サイドガード・アシスト」は左折巻き込み事故を防止する機能です。運転手の死角を監視しており、障害物を検知するとランプやブザーで警告します。
どちらも、安全機能に優れており運転をサポートする装置です。しかし、障害物の状態によっては反応しない場合もあります。
距離・積載量によって選べるエンジン
三菱ふそうファイターは、低燃費と積載量アップを追求したエンジンを搭載しています。
4V20(直4インタークーラーターボ)と、6M60エンジン(直6インタークーラーターボ)の2種類から用途にあったエンジンを選択できます。
特徴の違いは下記の通りです。
エンジン |
使用用途 |
搭載車の車両総重量 |
総排気量 |
4V20 |
短距離輸送 |
7.5t、8t |
3.907L |
6M60 |
長距離輸送 |
8t、11t、14.5t、20t |
7.545L |
4V20エンジンは、平成27年度重量車燃費基準+5%レベルの低燃費を実現しています。
つまり、省エネや地球温暖化対策として国が定めた基準を満たした環境に優しいトラックの1つであるといえます。
また、積載時にもスムーズに発進できるよう「ふそうローンチアシスト」を装備しています。エンジンの回転数を通常よりあげる仕組みになっているため、スムーズな発進が可能です。
6M60エンジンは、排気量が大きいためアクセルの踏み込み加減に関わらず力強い走りが可能です。コモンレール式燃料システムを搭載し、燃費向上にも努めています。
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三菱ふそう ファイターの新車・中古車価格
三菱ふそうファイターの新車・中古車価格は下記の通りです。
新車価格 |
833万1,400円 (東京地区販売税込価格) |
2021年式/車型2KG-FK72FJ |
中古車価格 |
95万~1980万円 |
1981年~2022年式 |
三菱ふそうファイターの中古トラックは1993年に発売された2代目が多い傾向にあります。
販売価格は店舗や地域によっても異なりますので、近くの店舗にお問い合わせください。
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三菱ふそう ファイターの内装
三菱ふそうファイターの内装は、ビジネス内装・ベーシック内装・ラグジュアリー内装の3種類から自分好みにカスタムできることが特徴です。
スタイリッシュで機能的な内装を目指しており、ドライバーが快適に運転できるよう様々な快適性を備えています。
主な内装を見ていきましょう。
シート
三菱ふそうファイターのシートはフィット感とホールド性を重視しています。シートバックやサイドサポートにより、運転時の疲労を低減させることが可能です。
内装は3種類から選べ、ラグジュアリー内装の場合は運転席シートの素材もグレードアップされます。
ビジネス内装のシートはポリ塩化ビニルに対し、ラグジュアリー内装のシートは本革です。
耐水性の高いポリ塩化ビニルに対して、本革は耐水性に欠けますが長持ちしますし何より上品さが目立ちます。そのため、自分好みの座り心地にしたい方にはビジネス内装がおすすめです。
ステアリングスイッチ
三菱ふそうファイターのステアリングスイッチは、手元で様々な操作ができます。
例えば、左側で音量調整やモニターメニューの選択、右側でオートクルーズや電話を操作する等です。
視線を大きく逸れることがないため、運転に集中することができます。
エアコン
三菱ふそうのファイターは蓄冷式フルオートエアコンです。
冷気を蓄冷剤に蓄えることができるため、エンジンが停止していても約1分ほど冷風を出すことができます。
また冷気の貯蔵をアクセルOFF時に行えるため、急傾斜等でアクセルを踏み込む際でもエアコンの稼働が弱まることなく快適に過ごすことが可能です。
三菱ふそう ファイターの型式一覧|歴代モデル
三菱ふそうファイターは1984年に発売を開始し、現行モデルは2代目となります。
以下の流れで、改良を重ねてきました。
- 初代三菱ふそうキャンター(1984年~1992年)
- 2代目三菱ふそうキャンター(1992年~現在)
ここでは、三菱ふそうキャンターの歩みを紹介します。
初代ファイター
初代ファイターはFKシリーズ(中型トラック)をフルモデルチェンジしたトラックです。1984年にどんな悪路でも力強く走り立ち向かって闘っていけるようにと、開発・発売されました。
販売中のマイナーチェンジでは、排出ガス規制やエンジンの改良を行っています。
当時発売されていた三菱ふそうの大型トラック「ザ・グレート」と左右のドアやヘッドライトは同じものを使用していました。
2代目ファイター
2代目ファイターは1992年に発売された現行のモデルです。 当時、ユーザーからのニーズが高かった「デザイン性・居住性」を重視したつくりとなっています。
例えば、ドライバーが乗車するキャビンを角から丸みのあるデザインへの変更などです。
また6気筒と4気筒を選べるエンジンの開発により、燃費を抑えるだけでなく積載量と距離に応じたトラックが選べるようになりました。
中古の三菱ふそう ファイターならステアリンクで!
三菱ふそうファイターの特徴や内装、新車・中古車価格を紹介しました。
「ユーザーに選ばれるトラック」を目指して、死角を監視してくれる機能や衝突被害を軽減する安全機能が充実しています。
また、選べるエンジンや内装が選べるため自分に合うトラック仕様へ変更できるのが嬉しいポイントです。
三菱ふそうファイターのことなら、中古トラック専門店「ステアリンク」にお任せください。営業時間外でも問い合わせサービスを利用すれば翌営業日にご連絡させて頂くネット商談サービスがございます。
また、関東圏内(約100km圏内)であれば無料でご希望車両をお手元にお届けすることも可能です。
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