みなさんはトラガールという言葉を知っていますか? ○○をする女性のことを○○ガールと呼ぶように、トラガールとはトラックに乗る女性のことをいいます。現在、国をあげてこのトラガールを促進するプロジェクトが行われております。
目次
トラガールとは
登山やハイキングをする女性のことを山ガールと呼んだり、釣りをする女性のことを釣りガールと呼んだりするように、トラックを運転する女性のことをトラガールと呼びます。トラックドライバーといえば男性の仕事というイメージをする方も多く、実際に女性トラックドライバーを見かけることも少ないと思いますが、最近では少しずつではあるものの、トラックドライバーの世界にも女性が参入するようになってきました。
しかし、トラックドライバーの女性の割合は2%程度(約2万人)と低く、まだまだ男性中心の職種であることがわかります。今後は国や事業者が一体となって、女性トラックドライバーを増やす取り組みも行われています。
国土交通省のトラガール促進プロジェクトとは
ここ数年のトラックドライバー不足を解消するため、国土交通省が2014年から「トラガール推進プロジェクト」を立ち上げ、2020年までに女性トラックドライバーの数を倍の4万人まで増やす計画を立てています。大型免許を取得している女性の数は意外と多く、トラックドライバーに興味がある女性の方も多いと思われます。
しかしながら、男性中心のトラックドライバーの世界に入ることが難しいと思いとどまっている女性も少なくありません。そこで、国土交通省が中心となって、トラガールを増やそうとする取り組みが行われています。事業者へ女性ドライバーを採用するノウハウの提供や環境改善を促し、一定の条件を満たす事業者には助成金が支払われる制度を実施し、女性ドライバーを受け入れる体制を整えるのが目的です。
女性トラックドライバーを雇うことで、ドライバー不足の解消はもちろん、労働環境の改善や業界のイメージアップなどが期待されています。
トラガールになるには
トラガールになるには、当然ながらトラックの大きさに応じた運転免許が必要になります。普通自動車免許を取得している場合は、車両総重量が5トン未満のトラックに乗ることができます。よく見かける宅配便のトラックなどがこれに該当し、主に近距離間の配送業務を担当します。すでに普通自動車免許を持っている方なら、すぐにでも小型トラックドライバーの仕事は可能といえるでしょう。
車両総重量が5トンから11トンまでの中型トラックドライバーを目指すのであれば、中型免許が必要になります。中型免許は普通免許を取得してから2年以上の経験が必要になりますので、最短でも20歳からしか取得できません。主に中距離でのルート配送がメインで、扱う荷物はさまざまな種類があります。小型トラックで経験を積んでから中型トラックドライバーを目指す方もいらっしゃいます。
車両総重量が11トン以上の大型トラックドライバーを目指すのであれば、大型車の免許を取得しましょう。普通免許を取得してから3年が経過しないと大型免許が取得できないため、最短の方では21歳から大型トラックに乗れることになります。大型トラックはトラックドライバーの憧れともいわれる車種で、主に長距離路線を高速道路などで輸送する仕事です。荷降ろしの回数も少なく、運転がメインなので、逆に女性でも働きやすい車種といえるでしょう。
このようにトラック業界にも少しずつ女性の活躍が注目されるようになり、女性が働きやすい環境整備が進められています。上記を参考に女性の方はトラガールになることを検討してみてはいかがでしょうか。
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