ウイング車の新車・中古車価格は？

トラックにはいろいろな種類や大きさがあります。

その中で「ウイング車」というトラックを購入したいと思う場合は、どんなトラックか気になるかもしれませんね。この記事ではウイング車の概要や種類、メリットや価格相場について詳しく解説します。

ウイング車の基礎知識

ウイング車とは、トラックの一種で、車体の側面が高く跳ね上がっています。

車体側面が跳ね上がっているため、鳥が翼を広げているように見えることから、ウイング車と呼ばれています。しかし、走行中のウイング車は、普通のトラックとあまり見分けがつかないため、トラックの詳しくない方はあまり馴染みがないかもしれません。

ウイング車には「上昇開閉タイプ」と「フレキシブルオープンタイプ」があります。上昇開閉タイプは、荷台の後ろが大きく開きます。上昇開閉タイプは荷物を荷台にギリギリ詰め込めるだけではなく、高さがある荷物でも安心して積めるのです。

一方、フレキシブルオープンタイプは、車体側面の開閉角度や方向に柔軟に対応できます。荷物を積む場所によって、荷台の広さや高さが異なることがあります。車体側面の開閉角度が固定されていると、荷物を積むことができない場合があります

ウイング車は、荷物を安定して運べる特徴があります。

荷台が高く、大きな荷物を隙間なく乗せられるため、荷物の破損を防げます。効率的に荷物を載せたい方や、安心して目的地まで運びたい方には、ウイング車がおすすめです。

ウイング車は、荷物の乗降がとても楽になる車種です。

荷物を積む際には、トラックのサイズや形状によって異なる方法があります。小型トラックに使用される場合には、人が荷物を持ってそのまま積み込むことが多いです。しかし、大型トラックになるとクレーン車や倉庫のバースに近づけて乗せることが多くなります。

ウイング車は車体側面が大きく開くため、フォークリフトなどを使用した効率的な積荷が可能になります。このため、荷物の乗降が楽になり、効率アップが期待できるのが、ウイング車を選ぶ大きなメリットです。

ウイング車の新車価格は、約1800万円から2500万円程度となっています。

10tトラックのウイング車の場合、車種やサイズによって異なりますが、上記の価格を参考にすると良いでしょう。高価格帯のウイング車には、運転手の疲労を軽減する機能や高い安全性を誇る車種もあります。

トラックは大型であるため、死角も多く運転には注意が必要です。安全性に優れたウイング車を求める方は、2500万円以上の車種を検討してみてはいかがでしょうか。

「ウイング車」の中古車相場は、約150〜770万円ほどです。

中古車の魅力は価格の手ごろさ。同じ予算で、新車よりも上位グレードやワンランク上の車種を手に入れられます。また、中古車には、納期が早いという利点もあります。新型コロナウイルスの影響で新車の「納期の遅れ」が問題になっていますが、中古車であれば、契約から2週間ほどで納車されることもあります。

ここまで、ウイング車の概要や種類、メリット、そして価格相場について詳しくご紹介しました。

ウイング車を中古で購入する場合、どこで買えばよいのか分からないという方もいらっしゃるかもしれません。今回の記事を参考にして、後悔のないウイング車選びを進めてみてはいかがでしょうか。