トラックのトランスミッションには3つの種類があり、その種類によって故障しやすい原因や症状は異なります。そこでこの記事では、トランスミッションの種類をはじめ故障の原因について詳しく解説します。
目次
トランスミッションとは
トランスミッションとはいわゆる車の変速機のことで、トラックに限らず他の車にも搭載されています。組み合わさった何千個ものパーツが正常に作動することで、ギアチェンジを行っています。
エンジンの力を速度に合わせてドライブシャフトからタイヤに伝える働きをしているので、この装置が無ければ車は動くことができません。発進する際や上り道など、大きなトルクが必要な場面では小さなギアに変速し、反対に平坦な道路や下り道などあまりトルクを必要としない場面では大きなギアに変更します。
トランスミッションは3種類
トラックに使われているトランスミッションについて、それぞれの特徴を詳しく解説します。
マニュアルトランスミッション(MT)
マニュアルトランスミッションは、手動で変速を行います。アクセルやクラッチ、シフトレバーなどを運転に合わせて操作しギアを変速します。
オートマチックトランスミッション(AT)
D(ドライブ)、P(パーキング)、R(リバース)、N(ニュートラル)これら4つのトランスミッションで走る車をオートマチックトランスミッションといいます。アクセルとブレーキの操作だけで運転できるため、MTのように場面に合わせて手動でギアを買える必要がありません。最近の乗用車ではMTが採用されていることがほとんどです。
セミオートマチックトランスミッション(AMT)
セミオートマチックトランスミッションは、MTとATの良い部分を併せ持っており、クラッチ操作は自動で行うため必要ありません。しかし、ギアの構造はMTとほぼ同じなので、細やかな変速操作が可能です。
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トランスミッションが故障する原因
なぜ故障するのか、その原因を種類別にご紹介します。
MTの場合
手動でギアチェンジを行うMTは、摩耗や破損によるクラッチの故障が多いです。さらに、荒い運転操作を繰り返していると、ギアが損傷する恐れがあります。もし、ギアが入らないまたは入りにくくなる、クラッチが滑る、ギアチェンジの際に異音がするなどの症状が見られたら、それは故障しているサインです。
考えられる原因は、ベアリングの故障やクラッチのヘリ、ギアの摩耗や破損です。手動で変速を行うMTは、クラッチの踏み方など操作次第で減り具合に大きく差が生まれるため、半クラッチの乱用を避けるなど丁寧な運転を心掛けることが大切です。
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ATの場合
自動でギアチェンジをしてくれるATですが、もし壊れると加速をした際にエンジンの回転数は上がるのにスピードがあがらない、変な音や臭いが発生することがあります。考えられる主な原因は、オイルの不足や汚れ、トルクコンバーターの故障など様々です。
MTと違いATはオイルの力でエンジンの動力を伝えているので、オイルの管理が非常に重要です。さらに、トルクコンバーターはATでいうクラッチの役割を持っているため、この装置が壊れてしまうと加速ができなくなるため、適切なメンテナンスを行うことが重要です。
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AMTの場合
AMTはMTと内部の構造がほぼ同じなため、故障した場合の症状も同様です。ただし、ギアチェンジは手動でないため、MTに比べるとクラッチの減りは少ない傾向にあります。
トランスミッションの故障を防ぐには
トランスミッションが壊れてしまうと、非常に高額な修理費用がかかる可能性があります。万が一、新品に交換する場合には100万円以上かかることもあるのです。そこで、少しでもトランスミッションの故障を防ぐにはどうしたら良いのか、その方法をご紹介します。
オイル交換を定期的に行う
ミッションオイルが汚れると、汚れが溜まりやすくなり、変速がスムーズに行えなくなる可能性があります。さらにフィルターが詰まるなど、他のパーツにも悪影響を及ぼすことがあるため、定期的にミッションオイルの交換をすることが大切です。
MTならスムーズな運転を心掛ける
手動で変速をするMTは、ドライバーの技術によって故障するリスクに差があります。半クラッチの乱用はクラッチの減りに大きく関係しますし、荒い運転を繰り返していると、ミッションが損傷しやすくなります。半クラッチは適切なタイミングで行う、ギアチェンジは回転数や速度に合わせるなど意識した運転をすることで、故障のリスクを下げることが可能です。
トラックの重要な装置であるトランスミッションについて、種類や故障の原因などを詳しくご紹介しました。ミッションのタイプによって、故障の原因や症状は違います。
しかし、もし故障してしまうと、最悪の場合非常に高額な修理費用が発生するため、普段から適切なメンテナンスや運転を心掛けることが大切です。ステアリンクでは、様々な種類のトラックを取り扱っています。高品質車両を安心価格で提供していますので、トラックを買いたい、売りたいなどのご相談はクまでお気軽にお問合せください。
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