トラック・運送・トラックドライバー情報

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トラックや乗用車のナンバープレートの色って何が違うの?詳しく解説!

更新日:2023/09/26

トラックのナンバープレートには主に3つの色が存在し、それぞれの色が車両の用途に基づいて割り振られています。以下では、トラックのナンバープレートの色ごとの詳細と、色により変わるものについて詳しく解説します。

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ナンバープレートの色ごとの詳細

白ナンバー(白地に緑の文字のナンバー)

白地に緑の文字のナンバープレートは、一般的な自家用車や商用車に割り当てられるプレートです。このナンバープレートの組み合わせは、一般的で最もポピュラーなものであり、多くの車両で見かけます。

緑ナンバー(緑地に白文字のナンバー)

緑地に白い文字のナンバープレートは、営業用の車両(トラック、バス、タクシーなど)に使用されます。これらの車両は物や人を運び、それに対して金銭が発生するため、営業活動に関連しています。

自家用車と営業車の区別は、車両が「自家用」か「営業用」かに依存します。自家用車は対価を受け取らない車両を指し、一般的な乗用車や、個人が自身の物品を運ぶために使用するトラックなどがこれに当たります。

ただし、自家用車が事業運営に使用される場合でも、車両の運用自体が対価を受け取らないことから、「自家用の商用車」という扱いになります。

営業車は、物や人を運びながら金銭を受け取る目的で使用される車両を指します。道路運送法や貨物自動車運送事業法に基づいて規制があり、タクシー、バス、トラックなどがこれに該当します。

黄色ナンバー(黄色地に黒文字のナンバー)

黄色地に黒い文字のナンバープレートは、一般的に軽自動車に使用されます。軽自動車は排気量が600cc以下の車両で、トラックの中では軽トラックがこれに該当します。

この種のナンバープレートは、他のタイプのナンバープレートと比べて小さく、プレートのボルトを覆うアルミ製のふたがありません。

 

ナンバープレートの色により変わるもの

税金の額

ナンバープレートの色によって、自動車税や自動車重量税などの税金が変動します。一般的に、営業用の車両(緑ナンバーや黒ナンバー)の税金は自家用車よりも安く設定されています。

仕事の幅

ナンバープレートの色が変わることで、事業者の仕事の幅にも変化が生じます。たとえば、緑ナンバーへの変更により、信頼性が向上し、新たなビジネス機会が得られることがあります。また、緑ナンバー取得時には従業員の社会保険の加入が義務付けられるため、従業員の待遇向上も期待できます。

 

まとめ

ナンバープレートの色が変わることによって、複数の重要な要因に影響が及びます。具体的には、自動車税や自動車重量税の軽減効果が生まれるだけでなく、事業の展開や経営戦略にも大きな影響を及ぼすことがあります。トラックのナンバープレートの選択は、経済的な側面からだけでなく、法的要件や税金の面でも検討すべき重要な要素となります。

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