トラック・運送・トラックドライバー情報

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サンシェードとは?日よけ効果・取り付け方などの役立つ情報を大公開

更新日:2023/08/08

車の日よけ効果があるサンシェード!このサンシェードの「効果は?」「付け方は?」などについて、興味をお持ちの方もいるかもしれません。そこで今回は、サンシェードの日よけ効果・正しい付け方・選び方などの役立つ情報を一挙に公開しちゃいます。

 

車のサンシェードとは?[サンシェードについて]

トラックなどの車両は炎天下の下で停車しておくと、キャビン室内は高温になります。

日差しの影響を受けた車両のハンドルは、握れないほど熱くなることもあります。

また、キャビン室内の温度は極端に上昇し、約60度程度まで上がることがあります。

皆様の中に感じたことがある方もいるかもしれませんが、日差しの影響を受けたキャビン室内は蒸し暑く「まるでサウナ」の中にいるような感覚になるでしょう。

さらに、日差しで車内温度が上昇することにより、熱中症になる恐れもあります。

このような日差しの影響を抑えるために、「サンシェード」が存在します。

 

サンシェードとは

フロントガラス・サイドガラス・リアガラスに日よけ効果を目的としたシートを取り付けます。

車のサンシェード[日よけ効果]

サンシェードを活用すると、どれほどの効果があるのでしょうか?

このサンシェードの日よけ効果は、以下のとおりです。

■サンシェードの日よけ効果

①車内温度の上昇防止

②熱の影響を解消

③車両の寿命を伸ばす

サンシェードは、ガラス部分などの内側に取り付けることで車内を日差しからガードすることができ、温度上昇を抑える効果があります。

また、外からの日差しを防ぐことにより、「熱くてハンドルが握れない」などの運転に対する傷害を解消します。

さらに、サンシェードを付ければ、車両の寿命を伸ばす効果も期待できます。

これは人も車も同じであり、日差しに当たることで車両に負担が掛かっているのです。

その中で、日差しの影響を最も受ける場所として、ダッシュボードが挙げられます。強い日差しを浴びることで徐々に色味に変化を生じ、最終的にはヒビ割れを起こしてしまうのです。

割れた場合はダッシュボードの交換が必要となり、交換費用は高額になることもあろます。

そのため、日頃から日差し対策を行うことによって、パーツの寿命を伸ばす効果を期待できます。

サンシェードの付ける場所・置き場所

続いてご紹介するのが、サンシェードの設置箇所についてご説明します。

このサンシェードの設置場所は、以下が代表的です。 

 

■サンシェードの置き場所

  • フロントガラス
  • サイドガラス
  • リアガラス
  • ハンドルやダッシュボード

フロントガラスに設置することで、車両前方側の運転席と助手席を中心に日差しの影響を軽減できます。

サイドガラスについては、側面からの日差しを遮断することが可能です。

リアガラスは後方部分の後部座席付近の日差しの影響を抑えます。

部分的に日差しを抑えたい場合は、ハンドル・ダッシュボードなどに直接置くことも可能です。

できる限り車両全体の窓が隠れるようにサンシェードを置ければ効果的ですが、設置にも時間がかかり継続は低いと思いますので日差しの影響を最も受けている箇所を限定してサンシェードを設置しても良いでしょう。

日よけ効果の比較

上記では日よけ効果について触れてきましたが、サンシェードを「使用した場合」と「使用しなかった場合」のキャビン室内の温度変化についてご説明します。

また、ハンドルやダッシュボードなどの部分的な設備は、温度差についても変化があります。

サンシェードの効果比較は、以下の通りです。

サンシェードの効果比較

場所 設置なし 設置車両 温度差
車内温度 59度 50度 9度
助手席の下 42度 39度 3度
ハンドル 71度 50度 21度
ダッシュボード 74度 49度 25度

夏場に窓を閉めた状態での比較

サンシェードを付けた場合は、全体的に温度上昇を防ぐことができています。

また、部分的に見てもハンドルやダッシュボードは20度以上も温度変化があり、高い日よけ効果が見込めます。

車のサンシェードの選び方・おすすめのタイプ

次に、サンシェードの選ぶ基準について。

このサンシェードは種類が豊富となっているため、選ぶ際にサンシェードに使用される材料の種類を考慮してみましょう。

代表的な素材でいうと断熱機能付きであったり、抗菌可能なタイプがあります。

また、不使用時にコンパクトに折りたためるものが人気を得ています。

さらに、サンシェードには単色などのシンプルなものから、キャラクターデザイン、柄ものまで幅広く揃っています。

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サンシェードの選び方

おすすめサンシェードについて、主に4つをご紹介していきます。

■おすすめのサンシェード

①折りたたみ式

②ロール式

③純正

④自作

おすすめ1:折りたたみ式

まず、1つ目にご紹介するサンシェードが、折りたたみ式!

これは一番普及しているスタンダードなタイプとなっています。

特徴は数段階に折りたためることができ、座席の足元やトランクなどに収納可能!

また、取り付けは容易となっているため、窓にはめ込む形ですぐ装着できちゃいます!!

ただし、車両の窓に合った大きさであることが重要であるため、サイズには注意しましょう。

 

おすすめ2:ロール式

2つ目のサンシェードはロール式です!

このロール式の特徴は、コンパクトに丸めて収納が可能となっています。

このため、車内に置いてもスペースを取らず、車内空間を有効利用できます。

また、窓に吸盤で止めるようになっているため、取り付けは容易です。

おすすめ3:純正

3つ目のおすすめサンシェードは、純正です。

これは車両購入時などに標準装備・オプションで付いてくるタイプであり、その車両に最も適しているサンシェードと言えます。

そのため、窓にジャストではまるので隙間がなく、日差しも完全に遮断することができます。

また、隙間が無い分、温度の上昇なども抑えることが可能です。

通常のサンシェードよりも、隙間ができないところが魅力であり、日常生活以外のアウトドアなどでも大活躍間違いなし!

おすすめ番外編:車のサンシェードをDIYする

最後に番外編としてご紹介するのが、サンシェードDIYについてです。

一見難しそうですが、必要な材料と手順を知ることで意外と簡単に作れます。

自作する際に必要な材料は、次の通りです。

自作サンシェードの材料
アルミシート(銀マット)
ビニールシート(新聞紙でも可)
セロハンテープ
ペン
ハサミ(カッターでも可)
吸盤

続いては、自作サンシェードを作る上での手順について、順番に解説していきますね!

①窓の型取り

サンシェードの自作を行う時は、最初にビニールシートなどを使用して窓の型取りをします。

この場合は、設置する窓にビニールシートを広げて合わせます!

窓とビニールシートの境目をセロテープで貼り付け、窓枠に沿ってペンで線を引いていきます。

②サンシェードの型作り

お次は、窓枠に沿って線を引いたビニールシートを外し、サンシェードの素材となるアルミシートに重ねて仮止めします。

仮止めした後は、ハサミなどで窓枠よりも大きめに切ります。

この大きめに切る理由としては、窓枠にしっかりはめ込めるようにするためです!

丁度の大きさで切ってしまうと、サンシェードと窓枠に隙間ができるので注意しましょう!

また、1度切り終えたら、サンシェードを窓枠にはめてチェックし、サイズの微調整を行ってください。

ちなみに、サンシェードが窓枠よりも小さくなってしまった場合は、両端に穴を開けて吸盤を取り付けるか、ビニールテープなどで貼り付けなければいけません。

車のサンシェードの付け方[吸盤対策と固定方法

車両にサンシェードを取り付けるとなったら、窓に使用する種類を覚えておかなければいけません。

サンシェードのデザイン・機能はたくさんありますが、基本的に窓に使用するタイプは以下の2つに分けることができます!

■窓に使用するサンシェード

・吸盤あり

・吸盤なし

これらは的確な取り付け方を知っておかなければ、何かしらの問題が発生する場合があるのでご注意を!

それではサンシェードの吸盤対策・固定方法について見ていきましょう!

サンシェードの正しい付け方

サンシェードの正しい付け方とは、どうなっているのでしょうか?

基本的に正しく付けるためには窓のサイズを計測し、そのサイズに合ったサンシェードを選らぶようにしましょう。

サイズの合ったサンシェードを選ばないと、「小さくて隙間ができちゃう」「大き過ぎてはまらない」など日差しの影響を抑える効果が薄れます。

窓のサイズにサンシェードが合ってるかをしっかり確認しましょう。

吸盤対策

続きましては、吸盤付きサンシェードの吸盤対策について。

このサンシェードは吸盤で窓に直接取り付けることができ、手軽であることから代表的な仕様です。

ですが、長時間付けていることで吸盤効果が薄れ、日差しが入り込んでしまう可能性があり、これではサンシェードの効果を見込めません。

1.窓ガラスの接着面を掃除する

まず、1つ目の対策は、窓ガラスの接着面を綺麗に掃除すること。

これは吸盤の接着面であるガラス表面が汚れていることで、吸盤の接着力を弱めている恐れがあるためです。

ガラス表面にはタバコのヤニ・ホコリ、手垢などが付いていることがあり、これらを取り除くことで吸盤の接着力が上がる効果があります。

この対策でも吸盤の設置が見込めない場合は、2つ目の対策を実施してみましょう。

2.吸盤を取り換える

2つ目の対策は、吸盤自体を取り替える方法!

この場合はお使いのサンシェードの吸盤を確認し、それに合ったものを用意しましょう!

基本的にホームセンター・工具店などが取り扱っており、取り替えの容易なクリップ式などがオススメです。

ちなみに、「吸盤がサンシェードに合っているか分からない…」という方は、店員さんに直接確認すれば確実ですよ!!

固定方法

吸盤が付いていないサンシェードの場合の固定方法について。

この固定方法は、次の通りです!

 

■吸盤なしサンシェードの固定方法

車のサンバイザーで固定

最も簡単な方法として、車のサンバイザーに固定することができます。

サンバイザーとは、運転席・助手席などのフロントガラス上に搭載されている日よけのこと!

このサンバイザー部分に、サンシェードを直接挟み込むことで固定することが可能なんです!!

また、両端部分を固定しても下がってくる恐れがあるため、広範囲を挟むようにしましょう。

車のサンシェード・カーテンは違反行為に?道路交通法55条2項

これまでサンシェードの日よけ効果などについて触れてきましたが、この項目では「運転中に使用すると違反になってしまう」ケースをご説明します。

車の走行中に運転席のサンシェードを取り付けていると、視界が悪くなり、運転の妨げになることが考えられ道路交通法第55条2項の違反となります。

 

■道路交通法第55条2項とは

車両の運転者は、運転者の視野若しくはハンドルその他の装置の操作を妨げ後写鏡の効用を失わせ、車両の安定を害し、又は外部から当該車両の方向指示器、車両の番号標、制動灯、尾灯若しくは後部反射器を確認することができないこととなるような乗車をさせ、又は積載をして車両を運転してはならない。

このように運転中にサンシェードを使用する行為は運転の妨げになり、重大事故などを起こす原因となるので注意しましょう。

一方で、車両後方のリアガラスに関しては、サンシェード・カーテンなどの規制はされていなく、走行中に設置しても違反に該当しません。

車のサンシェード以外のおすすめ便利グッズ。夏場などに役立つ

サンシェードを取り付けることで日よけの効果が見込めますが、夏場となるとやはり暑いです。

 

また、車内温度を下げるためにクーラーを掛けても、効くまでに時間が掛かります。

そんな暑さで悩めるドライバーへ、少しでも快適に過ごせるためにおすすめの便利グッズをご紹介します。

■冷却スプレー

冷却スプレーは直接座席シートに振りかける冷却スプレーのことです。

使用することで座った際に、清涼感を感じることができます。

また、即効性があるので短時間でも効果があります。

■涼感シート

夏場などに運転していると、エアコンの使用時でも座席に直接触れている背中や太ももなどは熱く汗ばんでしまいます。

そんな時に役立つのが涼感シートです。

このシートは通気性に優れているため、座席に敷くことで触れている箇所のむれを解消してくれます。

窓ガラス用UVカット剤

窓ガラス用UVカット剤は窓ガラスに塗ることにより、赤外線・紫外線をカットする効果があります。

また、赤外線・紫外線のカット率などは商品の仕様によって変わるため、状況に沿って選ぶと良いです。

日よけ対策として役立つサンシェードですが、便利グッズとダブルで実践することで冷房の強さを軽減でき、結果エコ運転になります。

是非、暑い夏場は実施してみましょう。

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