トラック・運送・トラックドライバー情報

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平ボディのシートの掛け方は?

更新日:2023/10/25

平ボディ用のシートは、荷台部分を覆うために使われています。

平ボディ用のシートには特徴や用途、種類も様々です。そこで今回は、平ボディのシートについてまとめて解説!この記事で、平ボディのシートに関する知識が増えること間違いありません!

1.平ボディの特徴と用途

平ボディとは?

平ボディは荷物運搬用トラックの一種で、荷台が平らになっています。

荷物が落下しないように側面に「あおり」と呼ばれる囲いが取り付けられていて、高床・低床・全低床タイプがあります。形状やあおりの素材もいくつか種類があり、搭載する荷物に応じて使い分けられることも特徴です。

平ボディトラックを作っているメーカーは、​いすゞや​日野、​三菱ふそうや​トヨタ、​UDトラックスなどのトラックメーカーがあります。​また、​東洋ボデーは中型平ボディーではトップクラスのシェア、​国内トップメーカーの受注率No.1を誇っています。

平ボディにシートを掛ける目的と効果

平ボディはそのままでは雨や直射日光にさらされてしまうため、​シートを掛けることが必要不可欠です。

​平ボディは荷台部分が平らになっており、あおりで囲まれていることが一般的なので、​シートを掛けることで荷物を保護できる効果があります。特に高速道路などでの荷物の落下は重大事故に繋がるので、平ボディに乗っているドライバーは、シートを掛けることが重要なのです。​

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2.平ボディのシートの種類と特徴

平ボディ用シートの種類

平ボディ用シートは、様々な種類が製造販売されています。

PVCシート

PVCシートはポリ塩化ビニール製のシートで、非常に丈夫であることが特徴です。

耐久性が高く、耐水性や耐候性、抗菌性もあるため汚れや雑菌を気にせず使用できます。また、耐熱性もあるので火災にも強く、軽量でありながら強度も持っています。

PEシート

PEシートはポリエチレン製のシートで、柔軟性が高く軽量で扱いやすいことが特徴です。

防水性が高く、雨や雪、風などから荷物を保護できます。ただし、PVCシートと比べると耐久性はやや劣ります。

ナイロンシート

ナイロンシートはナイロン製のシートで、非常に軽量であることが特徴です。

強度が高く耐摩耗性や耐熱性、耐寒性に優れています。ただし、防水性がやや劣るため、雨や雪などの水分には注意が必要です。

平ボディのシートの取り付け方

・準備
1.シートを準備する※必要に応じてカット
2.シートを取り付けるフックやゴムバンド、ベルトなどを準備する
3.トラックの荷台を清掃し、汚れや障害物を取り除く

・手順
荷台の前部からシートをかけ始めます。

その時に、フックやゴムバンド、ベルトを使用してシートを荷台に固定しましょう。その後の順番は以下の通りです。

1.シートを荷台に均等にかけ、全体がしっかりと固定されるように調整する
2.シートの周囲にゴムバンドやベルトを追加して、シートを更に固定する
3.シートを引っ張りシートのシワを伸ばしてシートがしっかりと張り付くようにする

・注意点
シートを取り付ける前には荷台をきちんと清掃し、荷台上に障害物がないことを確認してく
ださい。

シートを取り付ける際には、荷台上に安全に立って作業する必要があります。しっかりと足場を確保し、安全に作業してください。併せて、シートに引っかかったりシートが引っ張られたりしないように、注意して作業してください。

平ボディのシートの外し方

・手順
1.シートの固定部分(フック、ゴムバンド、ベルトなど)を外す
2.シートを荷台から引き剥がす
3.シートを完全に荷台から外したら、必要に応じてクリーニングを行う

・注意点
シートを取り外す際には、荷台上に安全に立って作業する必要があります。

しっかりと足場を確保して安全に作業しましょう。シートに引っかかったりシートが引っ張られないように、注意して作業してください。併せて、シートを外す際には荷台に傷をつけたり、荷台に損傷を与えたりしないよう注意が必要です。

シートを完全に荷台から外したらクリーニングして、次回使用のために保管してください。

3.平ボディのシートの掛け方のコツ

最後に、平ボディのシートの掛け方のコツを解説します。

シートのカットと掛け方を調整

シートを掛ける前に、必要に応じてシートをカットすることで、荷台の形状に合わせてシートを掛けやすくします。

シートを掛ける際には、シートの周囲にフックやゴムバンド、ベルトなどを均等に配置し、シートを荷台にしっかりと固定することが重要です。シートの掛け方を調整し、均等に力をかけることで、シートのズレやたるみを防ぎます。

シートの引っ張り方

シートを掛ける際にはシートを荷台にしっかりと引っ張り、シートのシワを伸ばし、シートがしっかりと張り付くようにすることが大切です。

シートがしっかりと引っ張られていない場合、シートにたるみが生じ、運搬中に荷物が動いた際にシートが緩んでしまうことがあります。

シートの取り付け位置

シートを掛ける際には、荷台の形状に合わせて、シートの取り付け位置を調整することが必要です。

シートを取り付ける位置が適切でない場合、シートが荷台から外れてしまうことがあります。

4.まとめ

今回は平ボディのシートについて解説しました。

平ボディで使われるシートには、様々な特徴や種類があります。乗車する平ボディに合わせたシートを使うことで、荷物を安全に運べます。今回の記事が参考になれば幸いです。