トラック・運送・トラックドライバー情報

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ダンプカーの新車・中古車価格は?

更新日:2023/10/24

ダンプトラックはトラックの一種で、広く知られたタイプの1つです。

しかし、ダンプトラックの性能は何となく分かっていても価格については知られていないことも多いです。今回は、ダンプトラックの価格を新車や中古車の項目で分けて解説します。

   

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ダンプにはいろいろな種類がある

ダンプという作業車両は身近な存在です。

しかし、多くの人が思い描くのは大型のリアダンプでしょう。ダンプは荷台部分を持ち上げて、積載物を一気に流し降ろすことができるのが特徴です。しかし、荷台部分を持ち上げる機能を持ったトラックには、さまざまなタイプがあります。

ダンプというと一つのイメージがありますが、実際はバラエティ豊かなラインナップが存在しているのです。トラックの荷台を持ち上げる機能はダンプ機能と呼ばれ、この機能を備えたトラックはダンプカーまたはダンプと呼ばれます。しかし、小型、中型、大型の各車両区分のトラックにも、このダンプ機能を備えたボディタイプが用意されていることはあまり知られていないようです。

ダンプは、普通のトラックの荷台部分にダンプ機能を搭載することで作られるボディタイプです。多種多様なラインナップが用意されており、すべての車両区分のトラックにこの機能を搭載できます。

リアダンプ以外のダンプタイプ

主要なダンプの1つであるリアダンプは、荷台の前部を上げて、後ろから荷物を降ろすことができるタイプです。

建設現場などでよく見かけるダンプの一つと言えます。荷物を降ろす方向で以下の3種類に分けられます。

・リアダンプ:車両の後ろに荷物を降ろせるダンプ

・サイドダンプ:車両の両側に荷物を降ろせるダンプ

・三転ダンプ:車両の後方と両側に荷物を降ろせるダンプ

大型ダンプは主にリアダンプを使用していますが、小型や中型ダンプでは、狭い現場や交通量の多い道路などで、リアダンプや三転ダンプを使用して効率的に荷物を降ろしています。

「土砂禁ダンプ」と呼ばれる車両があります。このダンプには、荷台を囲むアオリが深く、そのため「深ダンプ」とも呼ばれます。荷台部分の容積が大きいため、比重の高い土砂を積載すると過積載になってしまうため、積載が禁止されています。

新車ダンプは車両価格が高額

新しいダンプを買うとき、大型ダンプは約1,500万円以上、中型ダンプは1,000万円近く、小型ダンプでも500万円以上の価格になります。

ダンプは高価なトラックの一種であるため、経済的に負担が大きくなります。しかし、新しいダンプを導入する場合や乗り換えが必要になった場合には、高額な価格が大きな障壁となることがあります。しかし、特に大型ダンプなどの高価な車種でも、割引が適用されてお得に購入する方法が存在します。

多様性を持つ中古トラック市場

かつてトラックの標準的なボディタイプは、荷台を露出した平ボディでした。

その頃は中古トラック販売店で取り扱われるのも、平ボディのものばかりでした。しかし、現在は高品質な輸送が求められるようになり、特殊装置や架装が搭載されることも多くなり、取り扱うボディタイプも多様化しています。

今では中古トラック販売店では国内で製造・販売されている全ての車両区分やボディタイプの中古トラックが取り扱われており、小型ダンプから大型ダンプまで、ダンプの取扱いも積極的に行われています。

ダンプカーの運転に必要な免許

荷台の操作に関しては、特別な免許は必要ありません。なお、中型免許と大型免許に共通していることとしては、どちらも一定の取得年数経過が必要です。ご自身が持っている免許がどれに該当するのか、前もって確認しておくと良いでしょう。

ダンプカーを運転するには普通自動車の運転免許に加えて、中型免許と大型免許など運転する車両の重量に適合した免許が必要です。

まとめ

ダンプは、多くの人に知られ、よく使われるトラックの一つです。

しかし、実は、すべてのトラックにダンプ機能があるものがあり、さまざまな種類のダンプが存在します。ダンプは高価なため、頻繁に乗り換えることは難しいかもしれません。だからこそ、必要に合わせたダンプを選び、購入することが大切です。

   

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