トラック業界に携わる人であれば、UDトラックスというトラックメーカーの名前を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。 UDトラックスは、国内トラック業界におけるシェアは第4位で、大型トレーラーの市場占有率に関しては第1位のトラックメーカーです。新興国を中心に、世界の60を超える国と地域でサービスを展開するグローバル企業でもあります。
この記事では、世界中にファンを多く抱えるUDトラックスの特徴や、代表的な車種についてご紹介します。UDトラックスのトラックの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
UDトラックスはどんな会社?
UDトラックスは日本の埼玉県に本社を置く、トラックなどの商用大型車の開発・生産・販売を手掛ける会社です。 創業から86年の歴史を誇り、高性能なディーゼルエンジンを製造する企業として名を馳せました。2006年にはスウェーデン企業のボルボ傘下に入り、2021年に、いすゞ自動車の完全子会社となり、現在に至ります。
もともと社名の「UD」とは、歴史のあるディーゼルエンジンの形式の1つである「Uniflow Scavenging Diesel Engine」の略称でした。また「UD) は、企業の経営指針として掲げている「Ultimate Dependability(究極の信頼)」の頭文字でもあります。
日産UDトラックの特徴とは
ここからは、UDトラックス独自のトランスミッション機構や高級感ある内装デザイン、尿素SCRシステムの3つについて解説します。
なめらかなシフトチェンジを実現するESCOT(エスコット)
「ESCOT(エスコット)」とは、クラッチ操作が不要でセミオートマのような感覚で運転できる、日産UDトラック独自のトランスミッション機構です。 シリーズ化されている「ESCOT(エスコット)」の最新モデルは6代目の「ESCOT-Ⅵ」です。GPSを駆使して道路状況を先読みし、車速の調整やエンジンの回転数、補助ブレーキなどを制御するので、運転時のストレス軽減と安全性の確保に一役買います。 標準装備のエコモードは、急加速を制限し、シフトチェンジのタイミングを自動で調節してくれるので、燃費性能の向上が見込めます。
高級感のある内装デザイン
日産UDのトラックは、高級感のある内装や、快適な室内環境に定評があります。内装にこだわっているトラックメーカーは珍しいため、日産UDトラックの高いデザイン性は、魅力の1つです。 運転席は、シルバーやブラックなどのシックな色を基調としており、快適性や操作性、安全性を考慮した作りです。
ダッシュボードは、直線と曲線を組み合わせて、車両情報を伝える多重表示モニターや大型マルチディスプレイの視認性を上げています。ハンドルは、人間工学に基づいて設計されており、運転時の疲労軽減やスイッチが操作しやすくなるよう工夫されています。
環境に配慮した尿素SCRシステム「FLENDS(フレンズ)」
排出ガス規制の問題によりディーゼルエンジンは減少傾向にありましたが、現在は燃費の良いクリーンディーゼル車がトレンドとなりつつあります。 尿素SCRシステムとは「排気ガスの浄化技術」のことで、元々は火力発電所などの排気ガス処理に利用されていました。
トラックなどの商用大型車において、世界で初めて尿素SCRシステムを実用化したのが、日産UDが独自に開発した「FLENDS」です。日産UDのトラックには、粒子状物質と窒素酸化物を取り除く、再生制御DPFシステムと尿素SCRシステム「FLENDS(フレンズ)」が全車に採用されています。
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198万円税込 2,178,000円
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日産UDのトラック一覧・参考価格
ここからは、日産UDトラックを代表的する小型トラックKazet(カゼット)、中型トラックCondor(コンドル)、大型トラックQuon(クオン)の3台の特徴について解説します。
小型日産UD Kazet(カゼット)の特徴|新車・中古車価格
広々とした室内空間設計と、4輪駆動により優れた快適性を実現したのが小型トラックのKazet(カゼット)です。省燃費と力強い走りを両立し、環境性能も小型車の中ではトップクラスです。コンパクトでありながら、4輪駆動ならではの力強い走りが可能で、未舗装路での資材運搬でもストレスを感じにくいです。
前方の危険を察知する衝突被害軽減ブレーキや、車両安定制御装置、車線逸脱警報装置などの安全対策機能の搭載も万全です。アクティブ・サイドガード・アシストを標準装備しており、左折巻き込み事故のリスクを低減できます。
ここからはKazet(カゼット)の新車と中古車の参考価格をご紹介します。
形状 | 年式 | 走行距離 | 車両税込価格 |
---|---|---|---|
平ボディ | 令和1年 | 12.6万km | 3,388,000円 |
アルミバン | 平成25年 | 26.4万km | 1,980,000円 |
(※こちらに掲載の価格はあくまで目安であるため、実際の販売価格とは異なる場合があります。)
中型日産UD Condor(コンドル)の特徴|新車・中古車価格
中型トラックCondor(コンドル)のトランスミッションは、セミオートマと6速マニュアルのいずれかから、ドライバーのニーズに合わせて選ぶことができます。 エンジンの停止と再始動を自動で行うエコストップや加速中の過剰な回転数の上昇を自動で制御するECONOモードを搭載しており、省燃費と排出ガスの削減に貢献しています。走行中、レーダーやカメラが車両前方を検知・分析し、先行車との車間距離が接近しすぎた場合、警報音やブレーキ制御で対処します。
ただし、これらの機能は道路状況や天候、ドライバーの操作によっては正しく作動しないことがあります。便利な安全性能ですが、常に自らの責任で周囲の安全を確認しながらの運転を心がけましょう。 ここからはCondorの新車と中古車の参考価格をご紹介します。
形状 | 年式 | 走行距離 | 車両税込価格 |
---|---|---|---|
平ボディ | 平成26年12月 | 9万km | 3,380,000円 |
ウイング | 平成26年12月 | 30.7万km | 3,278,000円 |
(※こちらに掲載の価格はあくまで目安であるため、実際の販売価格とは異なる場合があります。)
大型日産UD Quon(クオン)の特徴|新車・中古車価格
日産UDのトラックの中で、最もラグジュアリーな空間と安心感を実感できる人気車種が、大型トラックのQuon(クオン)です。 Quonには、一定時間走行することによりドライバーの運転傾向や、クセを解析してくれる「燃費コーチシステム」が搭載されています。燃費コーチシステムは、ドライバーの運転傾向から省燃費運転に関するアドバイスをマルチディスプレイに表示し、さらに履歴をグラフ化する機能です。
ベルトインシートは、シートベルトをシート本体に組み込むことで、サスペンションの効果を最大限に引き出し、フィット感がありながら圧迫感を軽減しています。また多彩な調整機構により、どんな好みや体格にも対応可能です。 ここからはQuonの新車と中古車の参考価格をご紹介します。
形状 | 年式 | 走行距離 | 車両税込価格 |
---|---|---|---|
平ボディ | 平成24年11月 | 60万km | 4,268,000円 |
ウイング | 平成29年4月 | 32.3万km | 6,358,000円 |
日産UDトラックの中古車はステアリンクへ
日産UDは、環境性能への配慮や省燃費対策に余念がなく、優れた空間設計によりドライバーの快適性まで実現した、魅力的なトラックです。トラックの新車は非常に高価であるため、中古トラックの購入も選択肢の1つです。
中古トラック販売専門の「ステアリンク」は、人気大型トラックのQuon(クオン)を中心に、日産UDのトラックを各種取り揃えています。状態の良い日産UDの中古トラックをお探しであれば、是非「ステアリンク」にお問い合わせください。
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