トラック・運送・トラックドライバー情報

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日産「コンドル」について詳しく解説!

更新日:2024/10/15

日産自動車は、商用車の分野においてもその技術力と品質に定評があります。その一環として、日産は長年にわたり、さまざまな用途に対応する商用トラックを提供してきました。その中でも特筆すべきモデルの一つが日産「コンドル」です。

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日産「コンドル」とは

日産「コンドル」は1975年に販売開始された中型および小型トラックです。2010年UDトラックスに社名変更したことに伴い、現在ではUD「コンドル」と言われることが多いです。2017年からはいすゞからのOEM供給を受け販売しており、現在自社生産は行っておりません。

 

コンドルの特徴

 

安全性能

コンドルは、「アクティブセーフティ – 危険を予測し、ドライバーをサポート」、「ベーシックセーフティ – 日々の安全運航を支援」、「パッシブセーフティ – 被害を最小限に抑える」を掲げており、日々安全技術の向上に努めています。

歩行者や自転車などの検知も可能なプリクラッシュブレーキや交差点警報、ミリ波車間ウォーニング、車線逸脱警報などの最新の安全システムがあります。これらは安全性を向上させると同時に、運転者の疲労軽減や日々の安全な運行を実現させます。

耐久性能

コンドルは、キャブ全面パネル内に日常点検に関係する装備(ウォッシャータンク、外気・内気フィルター、ブレーキバルブなど)を集中的に配置しています。これにより、点検が簡単に行うことができます。

また、エンジンオイルの交換時期やDPDフィルターの堆積情報などメンテナンスに関する情報を、マルチディスプレイに表示します。適切な整備・交換タイミングを通知することにより、最適な状態での運行が可能になります。

燃費性能

コンドルは、軽量でコンパクトでありながら、パワフルかつ効率的なエンジンを搭載しています。これにより、荷物の重量にもかかわらず、スムーズな走行性能を提供します。長距離の輸送にも適しており、燃費効率も高いです。実際、平成27年度重量車燃費基準+10%達成車となっています。

 

現在のコンドルのラインナップ

4トン車

2017年に自社生産が終了し、現在いすゞ「フォワード」のOEM車として販売されています。

2トン車

2014年に後継車であるガゼットが発売され、現在三菱ふそう「キャンター」のOEM車として販売されています。

 

まとめ

コンドルは、その堅牢性と信頼性、多様な用途に対応する能力によって商用輸送業界で高く評価されています。特に安全機能が充実しており、人気がある車種です。コンドルは年代によって異なる特徴が見られるため、中古トラックを購入する際は注意が必要です。年式ごとの仕様や状態をしっかり確認しましょう。中古でコンドルをお探しの際は、ステアリンクへご相談ください。

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