「カニクレーン」はあまり聞いたことがないかもしれませんが、その特徴的な形状と優れた機能により注目を集めているクレーン車です。今回はそんなカニクレーンについて詳しく解説します。
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カニクレーンとは?
カニクレーンは、その名前の通り、カニのような形状をしている特殊なクレーンです。前田製作所が「かにクレーン」と商標登録して販売しています。
一般的なクレーンとは異なり、腕のような構造を持ち、その形状がカニの脚に似ていることからこの名前が付けられました。カニクレーンは、主に移動式であり、トラックや船に搭載されることも多く、さまざまな現場で使用されています。
カニクレーンの特徴
高い積載能力
カニクレーンは、様々な作業に適応できる多機能性があります。荷物の持ち上げや運搬はもちろん、高所作業や狭い場所での作業にも対応できるため、建設現場や港湾、工場などで幅広く活躍しています。
コンパクトな設計
カニクレーンは一般的なクレーンに比べてコンパクトな設計であり、狭い作業スペースや建物の内部などにも容易に進入することができます。
その他、ゴムクローラの特性により、アスファルトやコンクリート道路に限らず、整地された建築物の床面でも優れた走行性能を示します。それだけでなく、未舗装の通路、建築や土木作業現場、さらには軟弱な地面においても確実な走行が可能です。その特殊な設計と頑丈なゴム素材により、さまざまな環境で安定した移動を実現します。
カニクレーンのメーカー
カニクレーンを製造するのは主に2社になります。
前田製作所
前田製作所は前田建設工業の機械工場として設立され、その後昭和37年に独立し、株式会社として成立しました。長年にわたり、建設機械のトップブランドであるコマツとの強い連携関係を築いています。
1980年、前田製作所は革新的な製品であるミニクロクレーンを発売しました。このミニクロクレーンは、後のカニクレーンの原型ともいえるもので、その特異な歩行機能と多機能性により、建設業界や重機産業で大きな注目を集めました。
古河ユニック
古河ユニックは1946年、「共同開発(株)」として創業し、1961年に国内初の油圧式トラック架装用クレーンを開発しました。
1970年に社名にもなった「UNIC(ユニック)」は、クレーンの呼び名として浸透しています。そして1991年、ミニクロクレーン(カニクレーン)の販売が開始しました。
まとめ
カニクレーンは小回りが利く特性を生かし、工場内の機械設置作業、墓地・霊園での墓石の設置作業など大きなクレーンが入っていけない狭い現場で特に重宝されています。大型建機の使用が制限されていた現場では、従来は人力に頼って作業を行っていました。
しかし、カニクレーンの導入により、その現場は格段に省力化と効率化が実現されました。カニクレーンのコンパクトなサイズと強力な持ち運び能力により、人力での作業が不要となり、より迅速で効率的な作業が可能となりました。建設業界や産業界において、カニクレーンの活用は生産性の向上に大きく貢献していると言えるでしょう。
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