トラック・運送・トラックドライバー情報

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トラックのアルミホイールの特徴やメンテナンスについて詳しく解説

更新日:2024/04/12

ホイールとは、タイヤに装着する車輪状の部品のことです。ホイールは、トラックを走行させるために非常に重要な役割を果たします。ホイールはタイヤと連動し、トラックが適切に進むために必要な力を伝達します。ホイールには素材ごとに種類がありますが、今回はトラックのホイールの主流である「アルミホイール」について詳しく解説します。

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トラックのホイールの種類と特徴

トラックのホイールは、一般的にアルミホイールとスチールホイールの2つの種類があります。それぞれの素材の特徴は以下の通りです。

アルミホイール

アルミホイールは、軽量なアルミニウム合金を使用して製造されるホイールの一種です。アルミホイールは鉄よりも軽量であり、高い放熱性があります。アルミホイールは加工性の高さが特徴でもあり、多様なデザインを選択することが可能です。アルミホイールの製造方法は鋳造方法と鍛造方法があり、最近ではこれらの方法を組み合わせて製造されたホイールも増えています。

スチールホイール

スチールホイールは鉄を素材としています。鉄で作られているため耐久性と強度に優れ、比較的安価で購入できます。デザイン性が低い、サビやすいこと、重量があるなどデメリットはありますが、今でもアルミと並び主流なホイール素材の一つとなっています。

 

アルミホイールのメリット

軽量性

アルミホイールは非常に軽量であるため、車両全体の重量を減らすことができます。これにより、積載量アップを実現できます。

熱伝導率

アルミホイールは優れた熱伝導率を持っており、ブレーキから発生する熱を効果的に分散し、ブレーキの冷却を支援します。これはブレーキの寿命を延ばし、ブレーキの性能を維持します。

耐久性

アルミホイールは錆びにくく、耐久性が高いため、ホイールの腐食・変形を最小限に抑えることができます。さまざまな気象条件に対しても対応することが可能です。

デザイン性

アルミホイールは加工が容易で、デザインにおいて高い自由度があり、カラーリングのオプションも豊富です。

 

以上3つがメリットになりますが、アルミホイールはスチールホイールに比べて一般的に高価であるというデメリットもあります。選択する際には、予算、使用状況などを考慮することが重要です。

 

アルミホイールを劣化させないために

定期的な手入れ

アルミホイールをできるだけ新品同様の状態で保つためには、以下の手順を実施してください。

用意するもの:アルミホイールの普段の手入れには、水とタオルがあれば十分です。

1.水で汚れを洗い流す

最初に、アルミホイールに十分な量の水をかけて、汚れや塵を洗い流すことから始めます。水の流れで汚れが浮き上がり、除去しやすくなります。

2.丁寧に手洗い

次に、タオルを水に浸し、アルミホイールを丁寧に手洗いします。水でホイールを濡らし、やさしく汚れや油分を拭き取ります。必要に応じて、中性洗剤を薄めた水で汚れを取り除くことができます。ただし、洗剤を使用した場合は、最後に十分に洗い流すことを忘れないでください。

3.丁寧な乾燥

ホイールを洗ったら、タオルを使用して丁寧に水分を拭き取ります。水滴が残っていると、塗装面にシミが残る可能性があるため、しっかりと拭き取りましょう。

慎重な運転

アルミホイールは、事故の衝撃や縁石にぶつかったときなど、様々な状況で損傷を受け、変形する可能性があります。しかし、注意が必要なのは、強い衝撃や縁石に当たった場合だけでなく、硬い障害物に当たったり、段差や粗い路面を長時間走行し続けたりすることでもホイールに大きな損傷を与え、割れる可能性があるということです。

段差や落下物などを避けることができる場合は、できるだけ避けて走行することが重要です。また、段差を乗り越えなければならない場合は、速度を抑えて段差を乗り越えることで、ホイールへの損傷を最小限に抑えることができます。道路の状態と障害物に対する配慮が、ホイールの長寿命とパフォーマンスを保つのに役立ちます。

 

まとめ

以上アルミホイールについて詳しく解説しました。アルミホイールは、耐久性の高さなど多くのメリットがあります。他の素材のホイールを利用している方は、これを機にアルミホイールへの交換を検討してみてはいかがでしょうか。弊社ではアルミホイールを履いた中古トラックを多数ご用意しています。お探しやご相談がありましたら、ステアリンクまでお問い合わせをお願いいたします。

 

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