トラック・運送・トラックドライバー情報

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中古のトラックパーツを解説|リユース・リンク・リビルドの違いと購入先とは

更新日:2023/05/10
トラック中古パーツの特徴

トラックの修理にかかる高額な費用を負担に感じていませんか?費用は少しでも安く抑えたいけれど、車両の機能や安全を犠牲にしたくないし、頭を悩ますところですね。

実は、中古のパーツを上手に活用することで、機能性や安全性を保ったまま、費用を大幅に安く抑えることが可能です。

今回はトラックの中古パーツについて知りたい方のために、中古パーツの種類や特徴、メリット・デメリット、そして購入場所まで詳しく説明します。

中古のトラックパーツの種類

トラックの中古パーツには、「リユース品」「リンク品」「リビルト品」の3種類があります。

リユース品とは、解体後そのままの状態で使用する部品のことで、リンク品とは、故障部位のみを交換・修理した部品のことです。リビルト品とは、解体パーツを全て分解して洗浄し、故障部位の交換や修理をした部品のことです。

交換するパーツの部位や重要度、求められる耐久性を理解したうえで使い分けましょう。

リユース品の特徴

リユース品とは、解体車から取り出してそのまま使用する部品のことです。業者によっては部品が清掃されていることもありますが、品質にばらつきがあり、価格は3つのうち最も安価です。

リユース品は、駆動に大きな影響のない外装(ライト・ミラー・バンパーなど)に使われることが多いです。

リンク品の特徴

リンク品とは、損傷・消耗した部品を解体車から取り出し、交換や修理を施した部品のことです。そのため、故障や不具合がない部品は引き続き使われることとなります。

リンク品は、リユース品より高価ではあるものの、品質と価格のバランスが保たれています。

リビルト品の特徴

リビルト品とは、解体車から取り出した部品を分解洗浄し、損傷・消耗した部位の交換や修理をして再び組み立てた部品のことです。故障していない部品は再利用されるものの、新品に近いレベルの性能を発揮します。

リビルト品は手間がかかる分、3つのうち最も高価になりますが、新品に近い品質となり、メーカー保証がつくことも珍しくありません。

リビルト品は、エンジン・トランスミッション・ドライブシャフト・エアコンコンプレッサーなど、車の駆動や性能に影響を及ぼす部分に幅広く使われます。

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トラックの中古パーツを購入するメリット

中古パーツは、部品代金が安いため修理費用を下げられます。部品の交換作業も比較的簡単なため、修理時間が早く済む場合もあります。

また、資源の有効活用につながるため環境に貢献できます。種類が豊富な中古パーツは、自分の好みに応じて選べる点も魅力です。

修理費用を安く抑えられる

トラックの修理工賃を下げることは難しいですが、交換部品を中古部品にすることで修理費用を削減できます。中古部品は、新品の純正部品と比較すると、半額程度になる場合も多いです。

修理時間を短縮しやすい

修理に新品パーツを使う場合、初めに部品の下処理や付属部品の組み立てを行う必要があります。しかし、中古パーツのリビルト品を使えば、付属の部品もついてくるので、修理時間を短縮できます。トラックの稼働率を下げずに、短時間で修理ができる点は大きなメリットです。

環境保全に貢献できる

廃車から取り出した中古パーツを活用することで、廃棄物を減らすことができます。中古パーツであれば新品を製造するためにかかる資源を使わずに済むため、環境への負荷軽減につながります。

希少パーツなどの掘り出し物が見つかることもある

中古パーツは年代や車種が幅広く、豊富な種類の中から自分に必要な部品を選べます。純正品とは異なるパーツや希少パーツをカスタマイズして楽しむのもよいでしょう。

部品の生産が終了しているような年式の古いトラックの場合は、中古パーツが非常に役立ちます。

トラックの中古パーツを購入するデメリット

中古パーツを活用することで、手ごろな価格で修理ができますが、注意点もあります。

自己判断で不適合なパーツを取り付ける、品質の悪い部品を選ぶなどの対応をしてしまうと、故障やトラブルの原因になります。購入前によく確認し、信頼できる専門業者からの購入がおすすめです。

故障の原因となるリスクがある

適合の可否を調べないまま購入してしまうと、取り付けられなかったり、不具合や故障の原因になったりします。結果として修理費用が高額になってしまう場合や、車検が通らなくなる可能性もあります。

購入前によく確認し、専門家のチェックを受けると良いでしょう。

品質にばらつきがある

中古パーツは国による基準が定められておらず、リンク品やリビルト品の定義が曖昧な場合があります。また、部品の過去の使用年数や、部品修理・洗浄の具合によっても、できあがりの品質に大きな差がでます。

2005年に施行された自動車リサイクル法により、認可を受けた解体業者以外での車体部品の取り出しは違法となりました。理由なく安過ぎる部品や、信頼性の低い売り主から部品を購入するとトラブルの原因になりかねないため、適正価格を確認し、信頼できる専門業者で購入すると安心です。

新品と比べると見劣りする場合もある

中古パーツは、リビルト品であっても使用済みの部品に変わりはないので、新品と比較すると見た目や耐久年数が劣ってしまいます。

しかし、交換部品の重要度や使用年数などを総合的に考えて、中古パーツを賢く利用すれば、コストパフォーマンス良く修理ができます。

「エンジンなど車両の機能性に関わる重要部品は新品またはリビルト品にする」、「トラックの買い替えまでもう少しだからリユース品やリンク品を使う」などと使い分けるとよいでしょう。

トラックの中古パーツの購入先

中古パーツは、インターネットか実店舗で購入できます。

インターネットでは、専門業者のオンラインショップやフリマサイトなどで幅広く出品されています。そのため、掘り出し物や安い商品が見つかるかもしれない一方で、購入者側も部品や取り付けに関する知識が必要です。

実店舗に足を運べば、専門スタッフのアドバイスを受けながら実物を吟味できます。自分に合った方法で最適な中古パーツを見つけましょう。

インターネットで購入

インターネットを利用する場合は、トラックパーツのオンラインショップやフリマサイト、インターネットオークションを利用するとよいでしょう。手軽に商品を比較できるうえ、希少パーツやお買い得な商品が見つかる場合もあり、慣れている方にとっては便利な存在です。

インターネットで購入する場合は、十分な知識をつけたうえで、信頼できる売り主から購入しましょう。

店舗で購入

取り付けに不安がある方や選び方を熟知していない方は、中古部品や中古トラックの専門販売店、トラックの整備工場、解体業者などで購入すると安心です。店舗であれば、不明点を専門スタッフに尋ねることができ、実際に手に取って確認してから購入・取り付けしてもらえます。

トラックに関することはステアリンクへ

トラックの修理には多額の費用がかかります。中古パーツを賢く活用すれば、機能性・安全性を保ちつつ、費用の削減にもつながります。トラックの修理や部品交換の時には、ぜひ中古パーツへの交換もご検討ください。

ステアリンクでは、中古トラックの買い取り・販売はもちろん、修理・塗装・車検までのトータルサポートを安心価格でご提供しております。

中古パーツはオンラインショップで購入可能です。疑問点や不安点は、知識と技術を身につけた専門スタッフが解消いたします。取り付けに関してもぜひご相談ください。

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