林業でよく使われる木材運搬用のトラックには、「フォワーダ」や「グラップル付きトラック」、「スタンション付きトラック」があります。
いずれも運搬の安全性や効率を高めてくれるため現場では重宝しますが、木材運搬用のトラックは決して安価ではありません。購入時の負担を減らすために、中古車をお探しの方もいるのではないでしょうか。
本記事では、木材運搬用のトラックの種類や中古車の価格を紹介します。快適に使い続けられるトラックを選ぶためにぜひお役立てください。
目次
林業でトラックを使う場面
林業でトラックが使われる場面は主に、木材を土場(どば)まで運ぶ「集材(しゅうざい)」と、土場から市場まで運ぶ「運材(うんざい)」です。
ここからは、それぞれの場面でどのような作業を行うのかを説明します。「林業の基礎を知ったうえでトラックを購入したい」という方は、参考にしてみてください。
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木材を林道や土場(どば)まで運ぶ「集材(しゅうざい)」
集材とは、山中で伐採した木材を、トラックが入れる林道や土場(どば)まで運ぶ作業のことです。
集材にはさまざまなやり方があります。たとえば、山から林道にかけて張ったワイヤーを使う方法や専用のトラックに載せて送る方法、人力で転がす方法などです。
集材方法は、木の重さや山の傾斜、作業人員など、現場の環境に合わせて最も効率の良い方法が採用されます。
木材を土場(どば)から市場まで運ぶ「運材(うんざい)」
「運材(うんざい)」とは、山中から土場(どば)や林道に運ばれた木材を、木材市場に届ける工程のことです。運材の方法は、陸上運材と水上運材に大きく分けられますが、日本で主流なのは陸上運材です。
陸上運材で最もよく使われるのがトラックを使った方法です。土場や林道に止めておいたトラックの荷台に木材を積み込んで、市場や市場までの中継地点まで運びます。
林業で使うトラック(重機)の種類
林業で使う主なトラック(重機)には、「フォワーダ」や「グラップル付きトラック」、「スタンション付きトラック」があります。
ここからは、それぞれのトラックが林業の場でどう活用されているかを説明します。
伐採した木材を山中から運び出す「フォワーダ」
伐採した木材は、山中からトラックが入れる土場(どば)や林道まで運び出されます。運び出す方法は複数ありますが、その一つが「フォワーダ」という専用の機械を利用する方法です。
フォワーダは不整地での走行も可能な荷台付きの車両です。傾斜が急でトラックが入れない山中でも、フォワーダを使えば、作業効率と安全性を向上させられます。
木材の積み込みと運搬ができる「グラップル付きトラック」
専用機械の「フォワーダ」やワイヤーを使って土場(どば)まで運んだ木材は、トラックに積まれて市場に運ばれます。積み込み時にあると便利なのが、「グラップル付きトラック」です。
グラップルとは、ものをつかむ装置です。荷積みや荷下ろしのために、専用の重機を用意することもありますが、グラップル付きのトラックなら、運搬から荷積みや荷下ろしまで1台でこなしてくれます。
木材を落下させる心配がない「スタンション付きトラック」
土場(どば)で積み込んだ木材を運ぶとき、「スタンション付きトラック」がよく利用されます。
スタンションとは、トラックの荷台の周りに立っている棒状の装備です。落下防止の効果があるスタンションが付いたトラックなら、木材を落下させる心配がありません。
スタンションは荷下ろし作業でも役立ちます。左右どちらかのスタンションを解除して、リフトで木材をスタンションが解除されている方向へ押し込めば、簡単に荷下ろしができます。
林業で使うトラック(重機)の中古車価格
ここからは、林業で使う「フォワーダ」と「グラップル付きトラック」、「スタンション付きトラック」の中古車価格を紹介します。価格は年式や使用時間などによって変わるため、あくまで目安として把握しておきましょう。
「フォワーダ」の中古車価格
フォワーダの中古価格は、重機の最大積載量や総重量などにより大きく変わります。市場に多く出回っている中古価格の目安は、600万円から700万円ですが、300万円台のものから1,000万円近い価格のものもあります。
「グラップル付きトラック」の中古車価格
中古車市場でよく見られる「グラップル付きトラック」の価格は、300万円から500万円です。トラックの価格は重量によっても変わるので、はじめに利用したいトラックの重量を決めてしまいましょう。
木材運搬には大型から小型まで、あらゆるサイズのトラックが使用されます。一度に大量の木材を運ぶなら大型トラック、小回りが利く車両が良いなら中型・小型トラックを検討してみてください。
「スタンション付きトラック」の中古車価格
林業の木材運搬では、平ボディの「スタンション付きトラック」もよく用いられます。スタンション付きトラックの中古車価格はさまざまです。たとえば、「いすゞ自動車」の大型車の税込み価格は570万円ほど(2022年4月時点)です。
平ボディやウイング車であれば、スタンションは後付けできます。中古トラックの修理店に相談してみてもよいでしょう。
林業で使うトラックを運転するのに必要な免許
林業で使う「フォワーダ」や「グラップル付きトラック」の操縦には、免許が必要です。林業では重たい木材を取り扱うので、トラックや重機操作の誤りが大きな事故につながるおそれがあります。
林業に従事している人は、必要な免許を必ず確認しておきましょう。
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「フォワーダ」を操縦するなら「走行集材機械の運転の業務に係る特別教育」
「フォワーダ」を操縦する場合、「走行集材機械の運転の業務に係る特別教育」の受講が必要になります。大まかな内容は以下の通りです。
- 講習内容:学科試験(6時間)、実技試験(6時間)
- 講習費用:約3万円
- 申込方法:各教習所へ申し込む
クレーンづりする木材にワイヤーをかけるなら「玉掛け技能講習」
クレーンで荷物を運搬するにあたって、つり荷をかけたり外したりすることを「玉掛け」と言います。木材は重たいので、正しく吊せていないと作業者の怪我につながります。
玉掛け作業に従事する場合は、「玉掛け技能講習」を修了し、安全な作業ができるようになりましょう。教習所によって多少の違いはありますが、基本的な概要は以下の通りです。
- 講習内容:学科試験(12時間)、実技試験(7時間)
- 講習費用:約5万円
- 申込方法:各教習所へ申し込む
つり上げ荷重5トン未満のクレーンの操縦なら「小型移動式クレーン運転技能講習」
つり上げ荷重5トン未満のクレーンを操縦する場合は、「小型移動式クレーン運転技能講習」を受講する必要があります。基本的に講習は、以下のような内容です。
- 講習内容:学科試験(10時間)、実技試験(7時間)
- 講習費用:約3万円
- 申込方法:各教習所へ申し込む
なお、つり上げ荷重5トン以上のクレーン操縦には別の資格が必要になるので注意してください。
つり上げ荷重5トン以上のクレーンの操縦なら「移動式クレーン運転士免許」
つり上げ荷重5トン以上のクレーン操縦には、「移動式クレーン運転士免許」が必要になります。基本的な試験概要は以下の通りです。
- 講習内容:学科試験(20時間)、実技試験(12時間)
- 講習費用:約13万円
- 申込方法:各教習所へ申し込む
中古トラックに関することはステアリンクへ
林業で活躍するトラックは、山中で活躍する「フォワーダ」と、荷積みと運搬を一台で担う「グラップル付きトラック」、木材を安全に運ぶ「スタンション付きトラック」です。必要なトラックを導入して、業務の効率と安全性を高めていきましょう。
中古のトラックをお探しの場合、ぜひステアリンクにお問い合わせください。長年のトラック販売・トラック修理の経験を活かして、お客様にぴったりなアドバイスをいたします。
購入やカスタマイズ、選び方など、ぜひステアリンクにご相談ください。
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