トラック・運送・トラックドライバー情報

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マツダのトラックとは?種類別の特徴と新車・中古車価格を解説

更新日:2023/06/12
マツダの看板の画像

マツダのトラックをご存じでしょうか?マツダのトラックには、小型・中型そして軽自動車規格のトラックがあり、高い燃費性能や安全性能、ハンドリングの良さなど、魅力が満載です。

この記事では、マツダトラック3車種の特徴や価格帯を詳しく解説。マツダトラックの魅力をお伝えします。トラック購入時の選択肢の幅がきっと広がりますよ。

マツダのトラックの特徴

マツダは乗用車のイメージが強いかもしれませんが、トラックも製造・販売しています。国内よりもヨーロッパの市場が大きく、国内では認知度が低いものの、マツダのトラックはヨーロッパでは非常に人気があります。

マツダのトラックの特徴としては、高速でのハンドリング性の高さや、乗り心地を追求した快適で機能的なキャビンが挙げられます。また、安全性能にも力を入れています。特にアウトバーン(ドイツにある無料の高速道路で原則速度制限がない)走行に対しては、マツダのトラックはドライバーから高い人気を得ています。

マツダのトラックの種類・参考価格

マツダのトラックには、代表車種として以下の3種があります。車体価格については販売地域や車両クラスによって差がありますが、目安は以下の通りです。

車種名

参考価格

タイタン

265.2万円~516.6万円

スクラム

88.22万円~103.4万円(5MT)  99.44万円~114.62万円(4AT)

ボンゴ

168.08万円~193.49万円(5MT) 176.88万円~202.29万円(4AT)

各トラックについて、さらに詳しく解説していきます。

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マツダ タイタンの特徴|新車・中古車価格

タイタンの新車価格は上記の通り「265.2万円~516.6万円」です。中古車価格は、年式や走行距離などにより差はありますが、平均本体価格が177.6万円(平均年式2008年)程度です。

タイタンは、最大積載量が1.55tの小型トラックと、1.75~4.6tの中型トラックの2種類があります。1971年の販売開始以来、根強い人気を誇るロングセラーのトラックといえます。

自社生産モデルは初代から4代目までで、5代目と2007年に販売開始した現行モデルはいすゞ自動車「エルフ」のOEM供給です。

環境基準に適合した最先端のディーゼルエンジンを搭載しており、平成28年排出ガス規制への対応と燃費の向上を両立させています。その他、安全技術の充実や快適な室内空間など、タイタンの魅力を順番に説明します。

最先端エンジン搭載で高い燃費性能を実現

主要コンポーネントを一新し、フルリニューアルした最先端ディーゼル4JZ1エンジンを搭載したことで、平成28年排出ガス規制をクリアし、高い燃費性能を実現しています。

4JZ1エンジンに採用されている装置は以下の通りです。

  • メモリとセンサーを持つインジェクター
  • 排気可変バルブ
  • オイル劣化モニタリングシステム

交通事故を防止する安全機能が充実

タイタンは、高齢者を含む運転者を先進安全技術で支援し、交通事故防止を図る安全運転サポート車(サポカーS・ベーシック+)に該当しています。

「サポカーS・ベーシック+」が搭載している機能は、以下の通りです。

  • 被害軽減ブレーキ(対車両)
  • ペダル踏み間違い時加速制御装置

その他にも、接触事故防止のための車線逸脱警報や、横滑り・横転等の危険回避のための電子制御式車両姿勢制御システムなど、安心を支える安全機能が充実しています。

操作性の優れた快適なキャビン

広い室内空間は居住性・操作性に優れ、長時間の運転疲労を軽減します。

また最新の騒音対策を施すことで、エンジン音や風切り音を低減。遮音性に優れており、運転中のストレスを最小限にしてくれます。

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マツダ スクラムの特徴|新車・中古車価格

スクラムの新車価格は前述の通り「88.22万円~103.4万円(5MT)」「99.44万円~114.62万円(4AT)」です。中古車価格は車両状態により差がありますが、平均価格は71.4万円(平均年式2016年)程度が目安になります。

スクラムは、マツダが製造する軽自動車規格のキャブオーバー型車です。5ナンバーの乗用車と4ナンバーの商用バンおよびトラックがあります。

1989年に登場したスクラムトラックは、スズキのOEM「キャリイ」が元車両。初代スクラムとして、バンとトラックをラインナップしデビューしました。幾度となく改良が重ねられ、コンパクトながら力強い走りが人気を支えています。

2022年4月に改良販売されたものが最新モデル(2022年6月現在)です。改良された新型スクラムトラックは、4速ATが新たに追加され、燃費が向上されています。

特徴は、細い道やあぜ道でも活躍する取り回しの良さと、頼もしい力強さ。先進の安全機能も搭載され、運転の安心感を高めています。また、室内幅が広く、快適さを実感できる内装も魅力です。

マツダ スクラムの特徴を、順番に詳しく解説しましょう。

パワフルで小回りの利く使いやすさ

スクラムは、ホイールベースが短く回転半径や内輪差が小さいため、小回りが利きやすいです。狭い路地やカーブが続く道も運転がスムーズに行えます。

また、貨物の積載時でも前後輪にかかる荷重バランスが良いので安定しており、段差や悪路でもボディ底部をこすりにくい特徴があります。

万が一の時も安心な優れた安全技術

スクラムは「安全運転サポート車(サポカーS・ワイド)」に該当しています。

「サポカーS・ワイド」が搭載している機能は、以下の通りです。

  • 被害軽減ブレーキ(対歩行者)
  • ペダル踏み間違い時加速制御装置
  • 車線逸脱警報
  • 先進ライト

そのため、スクラムにも上記機能が搭載されています。

快適で広い室内空間

ホイールハウスがシート下にあるので足元の空間が広く、ペダル操作にも余裕があります。また、室内幅やドア開口部が広いので乗り降りも楽です。さらに、開口部に付けられた乗降グリップや、乗降時の腰の移動がスムーズなシート形状など、乗り降りしやすく快適さを考えた工夫が満載です。

マツダ ボンゴの特徴|新車・中古車価格

ボンゴのトラックの新車価格は前述の通り「168.08万円~193.49万円(5MT)」「176.88万円~202.29万円(4AT)」です。中古車価格は状態によって価格に差がありますが、平均187.4万円(平均年式2011年)程度が目安となります。

マツダのボンゴは、1966年にトラックやバン、コーチのラインナップで発売開始され、長い歴史の中で高い人気を誇りました。

初代から4代目までマツダで自社開発・生産が行われ、さまざまなモデルチェンジを重ねましたが、2020年にマツダが商用車の生産から完全撤退したことにより、ボンゴのトラック・バンは、惜しまれながらも自社生産を終了しました。

現在の5代目モデルはダイハツからのOEM供給車で、フルモデルチェンジされ、新たなマツダのトラックとして販売されています。従来のマツダ製モデルとは異なるものの、新しい走行性能や安全技術が組み込まれ、使いやすい車となっています。

ボンゴの現行モデルの特徴について、順に詳しく解説します。

使い勝手の良いサイズ感と走行性能

ボンゴトラックの最大積載量は800㎏(4WDは750kg)です。デッキは、防錆性能に優れ、低床でフラットなため、重い荷物や濡れた荷物の積み下ろしも楽に行えます。

また、最小回転半径は4.9mと小回りが利き、入り組んだ道や狭い商店街などでも取り回しやすくなっています。

さらに、燃費効率の向上と、各部のフリクションの低減やアイドリングストップ機能により、燃費性能と排出ガス性能を高めました。

安全技術とボディ形状の工夫で安全運転をサポート

スクラムと同じく、ボンゴは「安全運転サポート車(サポカーS・ワイド)」に該当しています。そして、オーバーハングの短いボディ形状となっているため、前方左右の広い視界が確保され、優れた視認性で安全運転を支えます。

中古のトラックならステアリンクで!

マツダには、中型・小型トラックや軽自動車規格のトラックがあり、業務内容に応じて積載性やサイズ感の違う車両を選ぶことができます。高い安全性能や使い勝手の良い機能的な操作性能で、マツダのトラックは、日々のドライバー業務を快適にしてくれることでしょう。頼れるマツダのトラックを、ぜひご検討ください。

ステアリンクでは、マツダのトラックをはじめさまざまな中古トラックを取り揃えています。

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