みなさんは「低床トラック」をご存じでしょうか。低床トラックとは、地面から荷台までの高さが低く抑えられているトラックのことです。 低床トラックは、地面から荷台までの高さが低く設計されているため、荷物の積み下ろしや運転席への乗り降りがしやすいです。重量のあるケースや資材、農作物等をトラックに頻繁に積み下ろす業務をされる方が利用すると大変便利です。
今回は、低床トラックとは何か、メリットやデメリットも交えて解説します。低床トラックをうまく活用して、仕事の効率をアップさせましょう。
目次
低床トラックとは?
低床トラックとは、地面から荷台までの高さが低いトラックのことです。 低床トラックは、小さめのタイヤサイズをトラックの車体に組み付けて、荷台が地面に近づくように作られています。メーカーによって「低床」「超低床」など、タイヤのサイズを調節することで車高に差をつけているケースもあります。
低床トラックの特徴と寸法
低床トラックが装着しているタイヤは小さいため、荷台や車体が低く抑えられます。寸法は荷台の高さによって「超低床」「低床」によって区別されています。
低床トラックの特徴
低床トラックの主な特徴は以下の2点です。
- 装着しているタイヤのサイズが小さい
- 荷台全体の高さが低い
低床トラックは、装着しているタイヤのサイズを小さくし、荷台および車高を低く抑えています。同時に、運転席・助手席の車室も低いため、運転手や搭乗者の乗り降りがしやすくなるメリットがあります。
低床トラックの寸法
超低床トラックと低床トラックは、「荷台の面積」に違いはなく、荷台の床から地面までの距離である「床面地上高」が異なります。多くのメーカーでは、トラックの床面地上高を「超低床」「低床」として区別しています。 以下、「超低床」「全低床」それぞれのトラックに採用されている床面地上高の数値例を挙げてみました。
車種 | 床面地上高(mm) |
---|---|
超低床 | 745~785 |
低床 | 790~955 |
出典:日野自動車
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超低床は、低床と比較して荷台がより低く作られています。荷物を頻繁に積み下ろしするユーザーに向いており、重さによる身体の負担を軽くします。 超低床と低床、それぞれのトラックを比較すると、約5mmから50mmの差があります。少しでも荷物の積み下ろしで負担を軽くしたいなら超低床、積み下ろしへの負担が苦にならない方は低床を選択するとよいでしょう。
低床トラックのメリット
低床トラックのメリットは主に3つです。荷物の積み下ろしがしやすくなったり、積載量が増えたり、運転席の乗り降りがしやすくなります。以下、3つのメリットを詳しく解説します。
荷物の積み下ろしがしやすくなる
トラックの荷台には、日用品や食料品、農作物など幅広いジャンルの品物が積み込まれます。ときには建築資材やお酒が入ったケースなど、重量のある荷物が積み込まれることもあるでしょう。 そんな時でも荷台の床面が低く作られている低床トラックなら、重たい荷物を積み込みやすくなります。腰や膝をかがめなくてよくなるため身体に負荷がかかりにくくなり、仕事の効率がよくなるでしょう。
クレーンなどの器具を使わない、手作業で荷物を積み込む仕事をする方は低床トラックが向いています。
より多くの荷物が積めるようになる
低床トラックは、荷台が低くなると同時に重心も低くなるため、高床のトラックよりもバランスを崩しにくいです。農作物やお酒などの運搬時は箱に品物を詰めるシチュエーションが多くなりますが、低床トラックを使えば荷崩れしにくくなり、安定してトラックを運転することができます。
運転席へ乗り降りがしやすくなる
低床トラックは荷台の高さを下げることを目的に作られていますが、車体の前後に径の小さいタイヤを装着するため、車高も合わせて低く抑えられます。 運転席や助手席が備わったキャビンも同様に低い位置となり、足を大きく上げなくても乗り込めるようになるでしょう。
低床トラックのデメリット
低床トラックのタイヤはサイズが小さく、超低床トラックの後輪タイヤは低床トラックよりもさらに小さいサイズのタイヤを装着します。そのため、地面からの突き上げや振動を感じやすく、長時間の移動が辛いと感じることがあるかもしれません。
乗り心地の悪さが気になるようであれば、クッション性に優れた「エアーサスペンション」搭載のトラックを選ぶとよいでしょう。 エアーサスペンション搭載の低床トラックには、地面からの突き上げや振動が起こりにくい対策が施されています。乗り心地の改善に繋がるほか、走行中に運搬している品物を破損する可能性が低くなります。
低床トラックのおすすめの使用用途
低床トラックは、建築資材や酒類、農作物の運搬等で利用するのがおすすめです。その他にも、重い荷物を荷台に積み込む業務であれば幅広い用途で活躍できるので、作業効率をアップさせたいと考えている方は導入を検討してみるとよいでしょう。
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建築資材の配送
低床トラックは、建築資材の配送でも活躍します。 レンガやタイル、材木など、建築資材の大きさは様々ですが、重い資材を人の手で積み込むのは苦労するものです。荷台の床面が低く作られている低床トラックなら、小物から大きな資材まで難なく積み込みが可能です。
酒類の配達
近距離間の配達には低床トラックが向いています。 たとえば、酒店の配達業務では重たいビール瓶が入ったケースやお酒が入った樽を頻繁に積み下ろしする必要があります。そのような時、トラックの荷台が低い低床トラックを利用することで重さを感じにくくなり、積み下ろしの作業が楽になります。
一日中動き回ることの多い配達業務で、低床トラックを活用すれば腰や膝などを痛めずに仕事ができるでしょう。
農作物の運搬
農作物を生鮮市場へ運搬する際も、低床トラックが活躍します。 トマトやキュウリ、リンゴ、ミカンなどの野菜や果物を、プラスチックのケースや段ボールへ大量に詰め込むと重たくなり、トラックに積み込むのも一苦労でしょう。そのようなシチュエーションで低床トラックを活用すれば、無理な体制で持ち上げることなく楽な姿勢で荷物が積み込めます。
まとめ
低床トラックをうまく活用すれば、身体に負荷をかけずに荷物を荷台に積み込むことができます。荷台の床面が高いトラックを使っていて不便に感じるのであれば、低床トラックへの買い替えを検討するとよいでしょう。
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