トラック・運送・トラックドライバー情報

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日野「スーパードルフィン」の特徴について詳しく解説!

更新日:2024/05/31

日野「スーパードルフィン」は、日本の自動車メーカーである日野自動車が製造した大型トラックのモデルで、その名前はトラック業界で一世を風靡した名車の一つです。今回は日野スーパードルフィンについて詳しく解説します。

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日野「スーパードルフィン」とは

スーパードルフィンは、1981年に日野自動車から導入された大型トラックのモデルです。当初、この車両は正式名称ではありませんでしたが、1983年に正式に「スーパードルフィン」と名付けられました。

初期のモデルは、日野「レンジャー」といくつかの共通のデザイン要素を持ち、外観においては逐次改良が行われました。しかし、その後、1992年には大幅なフルモデルチェンジが行われ、新たなモデル「スーパードルフィンプロフィア」が登場し、同年に生産が終了しました。

 

日野「スーパードルフィン」の特徴

外観デザイン

スーパードルフィンは、その名前が示す通り、イルカのような知的な機能とスタイリッシュなデザインを特徴としています。

外観デザインは時折変更され、初期モデルでは「シャッターグリル」や「洗濯板」が採用され、中期モデルでは「蜂の巣グリル」に進化し、後期モデルでは逆台形のデザインとして「鬼グリル」として知られました。この車種は、大型トラックのハイルーフキャビンの先駆者とされ、その洗練された外観が多くのトラック愛好家に支持されました。

パワフルなエンジン

スーパードルフィンは、さまざまなエンジンオプションを提供し、その中でも最もパワフルなエンジンはV22C型と呼ばれるV型10気筒エンジンです。このエンジンは最高出力420PSを誇り、デュアルインテークマニホールドを採用し、軽量化設計によって効率的な性能を発揮しました。異なるグレードのエンジンも用意され、使用者の要求に合わせたエンジンパワーの選択肢が提供されました。

快適な運転スペース

スーパードルフィンは、運転者の快適さを重視し、車内は乗用車と似たデザインが採用されました。運転席は前後にスライドし、上下に調整可能で、ヘッドレストも調整可能です。また、運転席をフルフラットにすることができ、長距離トラック運転手にとって疲労を軽減するスペースを提供しました。さらに、収納ボックスはドライバーの手の届く位置に配置され、車内を清潔に保つのに役立ちました

 

まとめ

日野「スーパードルフィン」は、その進化したデザイン、パワフルなエンジン、そして運転者向けの快適なスペースによって、日本の大型トラックを代表する車両です。その名前は、スタイリッシュな外観と高度な機能を象徴しており、生産終了した今でも多くのトラック愛好家に愛され続けています。

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