日野レンジャー(RANGER)は、日野自動車が製造する中型クラスのトラックです。
日野レンジャーは多くのドライバーに愛用されているブランドトラックで、大変人気のある車種です。
この記事では、日野レンジャーの特徴や価格、内装、歴代モデルについて解説します。
目次
日野レンジャーの特徴
日野レンジャーは、日野自動車が製造している中型のトラックで、 GVW(車両総重量)8tクラスからGVW20tクラスの幅広いバリエーションを取り揃えています。
日野自動車は商業車専門メーカーで、大・中型トラックの販売シェアは1973年度より49年連続 No.1を獲得しています。
そんな日野自動車が1964年に発売開始したシリーズが「日野レンジャー」です。
ここでは、現行モデル(2022年6月現在)である「6代目日野レンジャー」の特徴を詳しく見ていきましょう。
長時間の運転でも疲れず集中できる快適性能
日野レンジャーは長時間の運転でも疲れず集中できる、乗用車のような使いやすさと快適さを実現しています。
シートは商用車トップレベルの座り心地で、標準シートはシート断面を見直し 、腰・腿周辺のサポート性が向上しています。
用途に合わせてオプションで、高機能シート(減衰力を調整可能)や実用シートを選択することができるのも特徴です。
また、ユニバーサルデザインを採用し、コンビネーションメーターの視認性が向上しました。
さらに操作シーンを想定した配置により、操作性が上がったスイッチ操作パネル等、快適性能にこだわったトラックです。
無事故日数の継続に向けた安全性能
日野レンジャーは安全性能に関しても、最新のシステムを装備しています。
前側方から接近する移動物を監視して、出会い頭での衝突注意を喚起する「サイドアラウンドモニターシステム」、ドライバーの異常を検知し、車両を停止させて事故発生を抑制する「ドライバー異常時対応システム」等、安全性能は抜群です。
PCS(プリクラッシュセーフティシステム)では、昼夜の歩行者・自転車運転者も検知し衝突回避を支援してくれます。
架装性能が高い
日野レンジャーは架装性能も高く、改良フレームなどの様々な架装に対して、フレキシブルに対応しています。
レイアウトを最適化することで架装の効率が高まり、納期の短縮にも繋がりました。
そしてフレーム素材は、酸洗材を採用しているため、防錆力も高いのが特徴です。
また、日野レンジャーは冷凍車とクレーン車の専用車型を設定し、バリエーションを拡充しています。
メンテナンスがしやすい
日野レンジャーはメンテナンスがしやすいトラックです。
メンテナンスしやすいため整備の質を損なわずに、整備費を抑えることが可能です。
フロントリッド開口部にウォッシャタンクを配置することで、ウォッシャタンクの清掃や点検・整備がしやすいレイアウトになっています。
また、燃料の盗難防止対策としてキー付キャップを採用しています。
キーはエンジンキーと同一でキャップの施錠をしないと抜けないため、閉め忘れ防止にも繋がるでしょう。
日野レンジャーの新車・中古車価格
日野レンジャーは、以下の理由から中古トラック市場でも高い人気を誇ります。
- 高出力エンジンが搭載されている
- 耐久性が高い
- 販売網や整備拠点が広い
- メンテナンス費用がリーズナブル
中古トラックとして販売されているモデルは、2001年〜2017年の5代目日野レンジャーが主流です。
日野レンジャーの新車・中古車価格は以下です。
- 新車:976万9,100円~1187万3,400円(2021年モデル)
- 中古車:200万円〜600万円(2001年〜2017年モデル)
新車では6代目の2021年モデル車両総重量8tの代表車型で、価格は976万9,100円〜1187万3,400円です。
中古車では2001年〜2017年が200万円〜600万円ほどで販売されています。
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日野レンジャーの内装
日野レンジャーは長時間運転しても疲れない、運転しやすい内装にも定評があります。
具体的な内装の特徴を見ていきましょう。
シート
日野レンジャーのシートは、商用車ではトップレベルの座り心地を実現しています。
標準シートは腰や腿周辺のサポート性が高く、安定した姿勢で座れる仕様になっているため疲れにくいのが特徴です。
また、擦れによる縫製破れを軽減させており、オプションで高機能シート(減衰力を調整可能)や実用シートも選択できます。
ベッドスペース
運転に疲れた時の休憩や長時間のドライブ用に、ベッドスペースが装備されています。
ベッドはフルフラットで足を伸ばせるため、身体をゆっくり休めることができます。長時間運転が多いドライバーの仮眠にも最適です。
収納スペース
日野レンジャーの収納スペースは、多種多様な荷物が収まる形状とレイアウトになっています。
収納量と使い勝手を向上させており、ドライバーが自分の部屋にいるかのように、快適に過ごせることが重視されています。
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日野レンジャーの型式一覧|歴代モデル
日野自動車は1964年に「初代日野レンジャー」を発売し、2022年現在の現行モデルは「6代目日野レンジャー」です。
モデルチェンジまでのサイクルは長い傾向にありますが、新型を発表したあとにマイナーチェンジを重ねています。
- 初代 日野レンジャー:1964年~1984年
- 2代目 日野レンジャー:1969年~1980年
- 3代目 日野レンジャー:1980年~1989年
- 4代目 日野レンジャー:1989年~2001年
- 5代目 日野レンジャー:2001年~2017年
- 6代目 日野レンジャー(現行):2015年〜現在
初代 日野レンジャー
1964年7月にKM300型として初代 日野レンジャーが登場しました。
発売当初は3.5t積で、ハイ・ロー共用点灯式の2灯ヘッドランプを採用していました。
初代レンジャーは2代目であるKL型の登場後も継続生産されており、デーキャブレンジャーの登場まで20年間生産されてます。
2代目 日野レンジャー
2代目 日野レンジャーは1969年に120psのエンジンを搭載して登場し、1972年には145ps、1974年に155ps、1977年には165psが投入されています。
1978年6月にはEH700型を170psにパワーアップさせており、高出力化が図られたモデルであるのが特徴です。
3代目 日野レンジャー
3代目は1980年2月に登場し通称「風のレンジャー」と呼ばれ、キャッチコピーは「新しい時代はいつも日野から始まる」でした。
1979年の排出ガス規制に適合しており、それまでのレンジャーKLシリーズからレンジャー4L、4S、4Dのシリーズ名が付けられました。
アジア等の海外仕様車では1995年まで「エコノ・ディーゼル(Econo Diesel)」として継続生産されていました。
4代目 日野レンジャー
1989年7月に登場したモデルで、通称「クルージングレンジャー」です。
CMにはアメリカの女優ダイアン・レインが出演しており、エンジンは平成元年排出ガス規制適合のH07Dを搭載しています。
何度もマイナーチェンジされており、1999年3月には運転席エアバッグが標準装備され、ドアハンドルが金属製から樹脂製に変更されました。
5代目 日野レンジャー
2001年12月にレンジャープロとなり、中型トラッククラスとして初めて、バンパー埋め込み型のロアヘッドライトが採用されました。
6代目 日野レンジャー
2015年に登場した現行モデルである6代目は、新開発の5.1L・直列4気筒SOHC16バルブ直噴ディーゼルを用いたA05C型が搭載されたモデルです。
2021年8月に改良され、安全装備を大幅に拡充して発売されました。
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日野レンジャーの特徴や価格、内装、歴代モデルについて解説しました。
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