重機の種類・必要な免許は？特徴や中古車価格とともに紹介！

重機は土木や工事等に使用される機械で、土砂や骨材の積載、運搬など、様々な用途で活用されます。そして、重機を扱うには公道を移動するための免許と作業するための資格がそれぞれ必要です。

種類が豊富な重機ですが、どんな種類があるのか、特別な免許が必要なのか気になるのではないでしょうか。そこで今回は重機の使用目的や免許の種類、中古車価格について解説します。

重機の種類や使用目的、必要な免許を知ることで適切な重機を選ぶことができますよ。

重機の種類一覧

重機には様々な種類があります。今回は、使用目的に応じて5つの重機を紹介します。

重機で作業をする場合は、運転免許とは別に資格（講習）が必要です。

また、公道を走行するか否かによっても必要な免許は異なります。

油圧ショベルとダンプカーでは車両総重量によって必要な免許が異なります。車両総重量とは車両重量に加え最大乗車定員が乗った状態の総重量です。

ホイールローダーとラフタークレーン（建設現場等地面が不安定な場所でも容易に走行できるクレーン車）、モーターグレーダーは大型特殊免許が必要です。

大型特殊免許とは全長12m以下、全幅2.5m以下、全高3.8m以下の大型特殊自動車に区分される車両です。公道でナンバー付きの重機を運転する際は重量やサイズを把握しておきましょう。

ここからは、現場で活躍する5つの重機について、特徴と中古車価格を紹介します。

重機の使用目的や作業場所はそれぞれ異なるため、適した重機を選ぶためには事前の確認が必要です。予算と照らし合わせながら、中古車の購入を検討するのもよいでしょう。

ここで紹介する重機は下記の5つです。

油圧ショベルは建設現場や土木工事などの堀削や積込作業で主に使用する重機です。

油圧ショベルの種類の1つに、機体重量6トン以下または荷を入れるバケット容量が0.25㎥未満の重機「ミニ油圧ショベル」があります。こちらは道路工事や農作業などの狭い場所で使用可能です。

油圧ショベルは走行、旋回、堀削などあらゆる作業を油圧の力で行っています。油圧とは加圧した油を介して動力を伝達することです。そのためエンジンで油圧ポンプを回し、加圧させることで力を生み出しています。

油圧ショベルの中古車価格は10万円～2,300万円、ミニ油圧ショベルの中古車価格は5万円～2,600万円ほどと、幅があります。

ホイールローダーは、0.4㎥の小型機から24㎥の大型機まで、用途に応じて大きさを選べます。高強度タイヤの装着によって舗装されていない路面でのパンクを避けられるため、安定感を保ちながら運搬物をダンプトラックに積み込めます。

ホイールローダーの前方には、大容量のバケットがあります。上下に動かしたバケットを傾けることにより、持ち上げから排出まで、スムーズな動作が可能です。ホイールローダーは、除雪・畜産業などで主に活躍します。

ホイールローダーの中古車価格は50万円～1,300万円ほどです。

クレーンは、動力を用いて荷をつり上げ、水平に運搬することを目的とする重機です。トラックにクレーンを載せた「トラッククレーン」などの移動式クレーンでは操作が容易であり、高速道路でも移動が可能です。

また、天井付近に取り付けられたレール上を移動するクレーン「天井クレーン」は工場や倉庫などで使用されています。

ここでは、ステアリンクが取り扱っているクレーン車の中古車価格を紹介します。（※参考価格のため、売り切れの場合がございます。）

ダンプトラックはダム工事やゴルフ場建設等で使用されており土砂運搬を行う重機です。積載量35トン、運転質量35トンのものから積載量200トン超、運転質量170トン近い超大型まで種類豊富です。（運転質量とは、機械質量と乗員の体重（JISでは75kg）を合わせた質量のことです。）

ここでは、ステアリンクが取り扱っているダンプカーの中古車価格を紹介します。

（※参考価格のため、売り切れの場合がございます。）