トラック・運送・トラックドライバー情報

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ハイルーフの特徴や標準ルーフと何が違うのか?

更新日:2023/06/05

日々多くの荷物を運ぶトラック。

 

冷凍車や大型トラックなどさまざまな種類がありますが、たまに天井が高いトラックを見かけませんか?一般的なトラックと比べて重厚感もある天井が高いトラックですが、天井が高いことでさまざまなメリットがあるのです。

 

そこで今回は、天井が高いトラックに搭載されているハイルーフの特徴や標準ルーフとの違いなどを解説します。

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ハイルーフとは?

ここではハイルーフについて解説します。

 

トラックや乗用車などの天井を「ルーフ」は呼んでいます。ルーフには「標準ルーフ」「ハイルーフ」の2種類のタイプがあります。

 

ハイルーフは標準ルーフの上に、箱のようなスペースが増設されている構造です。ハイルーフには天井が高いことだけではなく、さまざまなメリットがあります。

 

ちなみにハイルーフより高いルーフもあります。「スーパーハイルーフ」「マキシルーフ」などメーカーによって名称は違いますが、ハイルーフでは視界が足りないなどの理由で購入している運送会社も存在しています。

 

次の項目では、標準ルーフとの違いを解説していきます。

 

 

標準ルーフとの違い

ここでは標準ルーフとの違いを解説します。

 

形状

標準ルーフは平らな形状ですが、ハイルーフは標準ルーフ上に箱型スペースが増設されていることが違いです。

 

標準ルーフとハイルーフを見ると、形の違いは歴然です。

 

キャビンの広さ

標準ルーフは小さめの設計でエアコンなどの燃費効率が優れているのに対して、ハイルーフは標準ルーフに比べて広く設計されています。

 

広く設計されているため居住性が高く、長時間運転でも体が疲れにくいなどのメリットもあります。「できるだけ快適に運転したい」と願うトラックドライバーにとって、ハイルーフは有利ではないでしょうか。

 

運転席と車高の高さ

標準ルーフの運転席は標準の高さですが、ハイルーフは標準ルーフよりも高く設計されています。

 

運転席と車高が高いことで得られるメリットについては、次の項目で解説しています。このように、ハイルーフは標準ルーフと幾つか違いがあるのです。

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ハイルーフのメリット

ここではハイルーフのメリットを解説します。

 

空間が広く快適に過ごせる

ハイルーフは空間が広いこともメリットです。

 

空間が広いので圧迫感が少ないので、特に狭いところが苦手なトラックドライバーにとっては大きなメリット。広く使えるので快適に過ごせるのも嬉しいですね。

 

運転席が高く視界も良好

運転席が高く視界が良好なことも、ハイルーフのメリットです。

 

長距離運転するとトラックドライバーだけではなく、一般ドライバーも目が疲れた経験もあると思います。ハイルーフは最初から運転席が高いので遠くまで見渡せます。

 

視界が広いから危険も発見しやすくなるので、安全運転にも貢献しているのです。

 

ハイルーフのトラックのニーズは一定以上

広々とした空間や視界の広さ、トラックドライバーの利便性などでハイルーフのトラックは一定以上のニーズがあります。

 

走行距離や状態などに注意すれば、標準ルーフのトラックよりも高く売却できる可能性もあります。ハイルーフのトラックを売却する予定がある場合は、日頃のメンテナンスにも注意しておくと安心です。

 

まとめ

今回はハイルーフの特徴や標準ルーフとの違い、ハイルーフのメリットなどを解説しました。

 

ハイルーフとは標準ルーフと違う点が多く、トラックを運転する状況によって購入する運送会社も多いのです。今回の記事を参考にして、ハイルーフのトラックの購入や売却を検討されてください。

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