コンテナ専用トラックは、コンテナを載せ替えることで幅広い運搬物に対応できるマルチなトラックです。 様々な用途に使用できるコンテナ専用トラックですが、種類や運転にはどのような資格が必要でしょうか?
この記事では、コンテナ専用トラックの種類やサイズ、運転に必要な免許・資格、維持費や価格を解説します。
目次
コンテナ専用トラックとは
コンテナ専用トラックとは、トラックの荷台部分に脱着装置付きコンテナがあり、大量の荷物を運搬できる車両です。 シャーシ部分にはコンテナを脱着できるアームがあるため、用途別にコンテナの種類を変えることができます。 コンテナを付け替えることで、1台のトラックでマルチな活躍が期待できます。
「アームロール」とも呼ばれますが新明和工業の商標登録名で、正式には「脱着装置付コンテナ自動車」や「脱着ボディシステム車」です。
コンテナ形状は様々
コンテナ専用トラックは荷台にコンテナを搭載することができます。 主なコンテナの形状は様々で、変更が可能なため活躍するフィールドが広いのが特徴です。
- オープンコンテナ・テールゲートコンテナ
- 密閉型コンテナ
- フラットデッキ型コンテナ
- カーゴコンテナ
- タンクコンテナ
- バルクコンテナ
- 分別型コンテナ
建築現場や大型商業施設ではオープンコンテナ・密閉型コンテナだけを切り離して設置し、産業廃棄物回収の運搬業務に使用することもあります。 タンクコンテナは飲料水、バルクコンテナは液体や粉の輸送に使用されます。
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コンテナ専用トラックの種類・サイズ
コンテナ専用トラックは主に「カーゴタイプ」と「トレーラータイプ」の2種類があります。 それぞれの特徴を見ていきましょう。
カーゴタイプ
カーゴタイプのコンテナ専用車とは、1台積みまたは2台積みで、コンテナと荷台を連結させるようになっています。
トレーラータイプ
トレーラータイプのコンテナ専用車とは、海上コンテナ等大型のコンテナを運搬するのに使用します。 荷台の形やサイズによって「フルトレーラー」「セミトレーラー」「ポールトレーラー」に分かれます。
コンテナ専用トラックのサイズ
コンテナ専用トラックには小型タイプ、中型タイプ、大型タイプがあります。
- 小型:2t
- 中型:4t
- 大型:10t以上
小型タイプは2t、中型タイプは4t、大型タイプは22tが主流で、街中で最も見かけるのは中型タイプでしょう。 小型タイプのコンテナ専用車は需要があまりないため、車両自体も少ないです。
コンテナ専用トラックの運転に必要な免許・資格
コンテナ専用車は車両総重量や最大積載量、乗車定員によって必要な免許・資格が変わります。
免許区分 | 車両総重量 | 最大積載量 | 乗車定員 | 年齢 |
---|---|---|---|---|
普通免許 | 3.5トン未満 | 2.0トン未満 | 10人以下 | 18歳以上 |
準中型免許 | 7.5トン未満 | 4.5トン未満 | 10人以下 | 18歳以上 |
中型免許 | 11.0トン未満 | 6.5トン未満 | 29人以下 | 20歳以上 |
大型免許 | 11.0トン以上 | 6.5トン以上 | 30人以上 | 21歳以上 |
自動車運転免許には普通免許・準中型免許・中型免許・大型免許の4つの免許区分があります。 小型タイプで2トンのコンテナ専用トラックなら普通免許で運転することができます。 ただし小型タイプでも3.5トン以上の場合は準中型免許が必要な点は注意しましょう。
アーム部分の操作には特別な資格が必要?
アーム部分の操作は労働安全衛生法などに定められた資格が必要に感じますが、資格等は一切不要です。 ただしコンテナでの作業は危険が伴うので、初心者は上級者からの指導を受け練習してから作業する必要があります。
コンテナ専用トラックの維持にかかる費用
コンテナ専用トラックは特殊な作業を行う車両であるため、普通乗用車よりも維持費がかかります。 コンテナ専用トラックの維持費は税金や燃料代以外に「車検費用+定期審査」が必要です。 ベース車両と搭載コンテナは2年に1回、定期審査を受けなければなりません。
コンテナ専用トラックの車検費用
トラックの車検費用には大きく分けて法定費用と点検整備費用の2つがあります。 法定費用は、申請手数料・自動車重量税・自賠責保険料の3つがかかります。 点検整備費用は整備工場やディーラーによって費用が変わり、2トン車なら5万円前後、4トン車なら5万6,000円前後、10トン車なら12万円前後が目安になるでしょう。
以下がコンテナ専用トラックの車検費用の目安合計金額です。
- 小型トラック:65,000円~
- 中型トラック:150,000円~
- 大型トラック:200,000円~
定期審査と車検の合計は、小型90,000円〜、中型180,000円〜、大型235,000円〜が目安の金額になります。
コンテナ専用トラックの新車・中古車価格
コンテナ専用トラックのベース車両+アームの相場価格を新車と中古車でそれぞれ見ていきましょう。
新車
- 小型:600万〜
- 中型:800万〜
- 大型:2,200万〜
小型(2t)の場合は600万円〜、中型(4t)は800万円〜、大型(22t)は2,200万〜が新車の相場になります。 コンテナ部分はサイズや種類によって価格が大きく変動します。
中古車
- 小型:150万円〜
- 中型:250万円〜
- 大型:600万円〜
中古車の価格は新車に比べて半額以下になります。 中古トラックのメリットは価格の安さと、短期間で納品される点です。
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中古でコンテナ専用トラックを購入する際のポイント
コンテナ専用トラックは車両価格が高額で、納車までに時間がかかります。 中古トラック販売店の場合は新車で購入するよりも安価で短期間で納品されることがメリットです。 ただし中古でコンテナ専用トラックを購入する際には、ベース車両とアーム・コンテナ部分のチェックの両方が必要です。
ベース車両
- 年式
- メンテナンス履歴
- オイル漏れ
年式が新しいものはコンディションが良かったり、低燃費であることが多いため、できるだけ高年式車両を選びましょう。 古い車両の場合は、メンテナンスをしっかりしているか、オイル漏れや油滲みがないかもチェックしましょう。
アーム・コンテナ部分
- PTOの起動
- コンテナの動作チェック
- 緊急停止ボタンの正常稼働
アーム部分を動かす力であるPTOを起動させ、スムーズかどうかも確認しましょう。 キャビン内の操作盤とリモコンの両方でアーム操作を行い、動作に問題がないか、コンテナの前後動作がスムーズかどうかもチェックします。 荷台コンテナローラーやガイドレールが正常か、緊急停止装置はちゃんと稼働するかも中古で購入する際のチェックポイントになります。
中古コンテナ専用トラックの購入はステアリンクで
コンテナ専用トラックはどんな車両なのか、種類やサイズ、運転に必要な免許・資格、維持費や価格を解説しました。 コンテナ専用トラックは様々な場所や用途で活用できるため、多くのニーズがあります。 コンテナ専用トラックの新車価格は高額ですが、中古車であれば新車と同様の予算でも対象車種の上級グレードやワンランク上のコンテナ専用トラックを購入することができます。
中古車のデメリットとして考えられる車両のコンディションですが、ステアリンクでは熟練職人による高度な技術で徹底した修理・リメイクを行っています。 購入後の保証も充実していますので、契約後も安心してお乗り頂くことが可能です。
ご購入いただいたコンテナ専用トラックを、長く安心してご利用いただくためのオイル交換などのメンテナンスをセットにした、お得なパックプランもご用意しています。コンテナ専用トラックの購入を考えている場合は、ステアリンクでの中古車を検討してみてはいかがでしょうか?
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