トラック・運送・トラックドライバー情報

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三菱ふそうキャンターの新車・中古車価格は?内装/型式についても解説

更新日:2022/06/04
三菱ふそうトラックの画像

三菱ふそうの小型トラック「キャンター」は、日々の安全運転をサポートするための性能が充実しています。例えば、死角による事故を防ぐ「アクティブ・サイドガード・アシスト」や横転や横滑りを防ぐ「車両安定性制御装置」などです。

安全性能に力を入れている三菱ふそうのキャンターですが、トラックの内装や新車・中古車価格が気になる方は多いのではないでしょうか。今回は、キャンターの特徴や車両価格、型式について解説します。

安全性能や内装などキャンターの特徴を知ることで、自分に合うトラックを選ぶことができますよ。

 

三菱ふそう キャンターの特徴

三菱ふそうのキャンターは安全運転をサポートする先進性能が特徴です。キャンターは事故の危険を未然に防ぐため、主に以下2つの設備が搭載されています。

  • アクティブ・サイドガード・アシスト
  • 車両安定性制御装置

アクティブ・サイドガード・アシスト

「アクティブ・サイドガード・アシスト」とは、左折時へ車線変更する際に障害物をレーダーで検知し、警報ランプでドライバーに注意を促す装備です。左側はドライバーの死角になりやすい部分のため、巻き込み事故のリスクを下げることができます。

※認識性能には限界があるため、走行の際は周囲の安全確認と運転を心がけてください。

車両安定性制御装置

「車両安定性制御装置」はエンジンや4輪のブレーキ力を最適に制御し、車両姿勢を適正化する装備です。常に車両姿勢をセンサーによって感知するため、カーブでの横滑りや横転などの危険回避をサポートします。

※タイヤのグリップ力が限界を超えない範囲で発揮されるため、過信せず安全運転を心がけてください。

三菱ふそう キャンターの新車・中古車価格

 

 

安全運転をサポートしてくれる、三菱ふそうキャンターの中古トラックの価格は下記になります。(参考価格のため、売り切れの場合がございます。)

形状

年式

走行距離

車両税込価格

バン

平成22年3月

360,000km

1,078,000円

ここで紹介しているバン車は、最大積載量が3トンで、跳ね上げ式パワーゲート付でこの価格になっています。

三菱ふそうキャンターの新車価格は、5,524,200円(税込)です(2021年3月31日リリース、新型キャンター東京地区販売価格)。別サービスへ申し込むと、稼働中のトラック情報をリアルタイムで確認できる「トラックコネクト」を利用できます。現在位置や運転状況や事故を把握できるため、緊急時でも迅速に対応でき、大変便利です。

→ステアリンクで中古の三菱ふそう「キャンター」の中古価格・ラインナップを見る

※参考サイト:

小型トラック「キャンター」を改良し発売 | Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corporation

三菱ふそう キャンターの内装

キャンターは運転しやすく疲れにくいインテリアが特徴で、乗り降りを繰り返す配送業務に適した工夫がされています。ここでは、三菱ふそうキャンターの内装と、鍵の出し入れをすることなく施錠できる「FUSOイージーアクセスシステム」を紹介します。

運転しやすく疲れにくい内装

運転しやすさ、疲れにくさを重視した内装です。視認性の高いメーターや、運転中でも対応しやすいよう配慮された各スイッチのレイアウトにより、運転のしやすさが格段に向上しています。

また、運転席シートはサイドサポートを採用しています。ホールド性が高く身体をしっかり支えてくれるため、長時間運転でも疲れにくいです。

鍵の出し入れ不要!FUSOイージーアクセスシステム

ドアノブにあるロック/アンロックスイッチを押すだけでドアの施錠・解除ができるシステムが「FUSOイージーアクセスシステム」です。

(※アクセスキーが作動範囲にあっても、ハンドルやドアガラスに近すぎる等の理由で正しく作動しない場合がございます。)鍵を出し入れする手間が減るため、乗り降りが頻繁に発生する配送業務などで大活躍します。

 

三菱ふそう キャンターの型式一覧|歴代モデル

三菱ふそうのキャンターは歴代8代目まであり、9代目が最新モデルです。ここで初代から8代目までキャンターの歴代モデルを紹介します。

初代モデルについて(1963年~1968年)

初代キャンター「T720型」は1963年に発売されました。直列4気筒1986ccの4DQ1型ディーゼルエンジンを搭載、直列4気筒エンジンは振動が少ないスムーズなエンジンです。

2代目モデル(1968年~1973年)

2代目キャンター「T90型」は1968年に発売されました。キャンター初のフルモデルチェンジです。ガソリンエンジン搭載車の導入と新開発のディーゼルエンジン(4DR52.7L)が搭載されました。

3代目モデル(1973年~1978年)

3代目キャンター「T200型」は1973年に発売されました。フルモデルチェンジしたキャンターは通称「Vキャンター」と呼ばれ大ヒットとなりました。従来の2トン積小型トラックに加え、2.5トン・3トンが加わりバリエーションが豊富です。

また、ガソリンエンジン搭載車を4G52型に変更したことで、昭和50年には排出ガス規制に適合する車両となっており、環境にも配慮されています。

4代目モデル(1978年~1985年)

4代目キャンター「FE1・2型」は1978年に発売されました。イメージカラーの黄土色にちなんで「黄金キャンター」と呼ばれていました。乗務スペースが標準よりも広いワイドキャブが設定されています。

1980年にはパワーステアリングがオプション設定されました。パワーステアリングとは、ハンドルを回す力を助けるものです。1,000〜2,000キロもある車を簡単に操作できるのはパワーステアリングのおかげといっても過言ではないでしょう。

5代目モデル(1985年~1993年)

1985年に発売されたのは5代目キャンター「FE3・4型」です。フルモデルチェンジを行い、従来の丸形4灯ライトから異形角型2灯ライトに変更されています。ヘッドライトは丸形が元々主流でしたが、法規がない欧州の影響を受けて異形と呼ばれる「車のスタイルに合わせた形のヘッドライト」が導入されました。

6代目モデル(1993年~2002年)

1993年に発売されたのは6代目キャンター「FE5・6型」です。フロントブレーキに「ベンチレーテッドディスクブレーキ」が採用されています。ブレーキ時に放つ熱を閉じ込める放熱性の低さや、制動性の良さがメリットです。

7代目モデル(2002年~2011年)

2002年に発売されたのは7代目キャンター「FE7・8型」です。これまでのイメージを一新する取り組みが行われました。ヘッドランプは大型のつり目状デザインに、世界で初めてインパネシフトをキャプオーバートラックに搭載しています。

インパネシフトとはインパネ(インストゥルメントパネル)にシフトレバーがついたものです。シフトレバーが邪魔になりにくい場所にあるため座席間の移動に困らないメリットがあります。

8代目モデル(2010年~2020年)

2010年に発売されたのは8代目キャンター「FBA/FEA・B・C系」です。世界で初めて小型トラックにDUONIC(デュオニック)を搭載しました。デュオニックとはクラッチ操作とシフト操作を自動化したトランスミッションのことで、スムーズな加速と減速ができます。

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三菱ふそうキャンターは、事故を未然に防ぐための安全装備が充実しています。また、内装は運転しやすく疲れにくいトラックをモットーにスイッチの配置や運転席シートにサイドサポートを採用するなどの工夫が施されています。

安全装備だけでなく、運転の快適さも重視したい人は購入を検討すると良いでしょう。三菱ふそうキャンターに関することなら販売台数豊富な「ステアリンク」にお任せください。バン車、平ボディ車など、多くの形状のトラックを取り扱っています。

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