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中古のキャンピングカーを解説|軽キャンパー・バスコンなどの車種別価格も

更新日:2023/05/02
キャンピングカーの画像

近年、キャンプやアウトドアのブームが拡大しており、キャンピングカーの市場規模は大きくなっています。キャンピングカーは高価なイメージがあるため、関心はあるものの購入を踏みとどまる人は多いかもしれません。そんな時、中古車であればお手頃な価格でキャンピングカーの購入が可能です。

本記事では、中古キャンピングカー購入時の注意点、購入までの流れについてご解説します。中古キャンピングカーの参考価格もご紹介しますので、購入をご検討の方はぜひ参考にしてください。

 

中古のキャンピングカーを購入する時の注意点

キャンピングカーを中古で購入する場合、注意する点が4つあります。中古とはいえ安い買い物ではないので、納車後に後悔しないためにも購入時のチェックポイントを事前に押さえておきましょう。

使用目的を明確にする

キャンピングカーには様々な種類があるため、どのように使用したいのかを明確にイメージすることが大切です。例えば、キャンプに適したアウトドア仕様なのか、もしくは長期旅行の車中泊を想定しているかなどです。

使用目的を明確化することによって、自身がどのような設備を必要としているのかを把握できます。キャンピングカーの設備の一例には以下のものがあります。

  • リビングスペース
  • ベッド
  • キッチン
  • 冷蔵庫
  • トイレ
  • サブバッテリー

使用目的に応じて必要な設備をイメージしておきましょう。

目的と人数に応じて車種を選択する

使用目的から必要な設備が分かったら、次に乗車する人数を明確にしましょう。なぜなら、キャンピングカーのサイズによって、ベッドやイスの数が変わってくるからです。

キャンピングカーには、トラックやバスなどの大型車をベースとしたものや、軽トラ等をベースにした小型車などの様々な種類が存在します。キャンピングカーの主な車種は以下の5つです。

  • 軽キャンパー
  • バンコン(ハイエース)
  • キャブコン
  • バスコン
  • トレーラー

購入後に後悔しないように、目的と人数に適した車種を選びましょう。

外装/内装/設備に不具合がないかチェックする

中古のキャンピングカーを購入する場合、外装と内装、設備の状態をしっかり確認することが大切です。もし、それらに不具合があれば、購入後に交換や補修などで余分な工賃がかかってしまいます。

特にチェックが必要なのが雨漏りと水回りの不具合です。雨漏りやキッチン回りの水漏れは、腐食やカビの原因となり修繕の規模が大きくなるため、出費がかさみます。

キャンピングカーを中古で購入する際は、実際に販売店に赴いて現車確認と試乗を行い、不具合がないかのチェックを怠らないようにしましょう。

アフターサービスの充実した販売店で購入する

中古、新車を問わず、アフターサービスが充実しているキャンピングカー専門店で購入することが大切です。一般的な中古車販売業者の場合は、キャンピングカー購入後のメンテナンスや充分なアフターサービスを受けられないことがあります。

購入後のトラブルや不具合に対応してくれる専門店を選ぶようにしましょう。

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中古のキャンピングカーを購入する流れ

中古のキャンピングカーを購入するのと通常の中古車を購入するのとでは、どのような違いがあるのでしょうか。ここからは、購入する車を決めるまでと、契約から納車までの2段階に分けて解説します。

情報収集~購入車決定まで

インターネットや専門誌を参考にして、キャンピングカーの情報を集めましょう。乗車人数を明確にして車種を選定し、使用目的に合致した設備を搭載していることを確認します。

キャンピングカーは中古市場に出回る数が多くはないので、日々の入念な情報収集と決断力が大切です。目当てのキャンピングカーを見つけたら、実際に店舗に足を運び現車確認と試乗を行いましょう。車両に不具合がなく、予算や条件面をクリアしていれば契約に進みます。

契約~納車まで

契約時に必要となる印鑑証明書と車庫証明は事前に準備しておきましょう。印鑑証明書は住民登録をしている役所、車庫証明は管轄の警察署で取得できます。

名義変更手続きを販売店に依頼する場合は、実印を捺印した委任状が必要です。契約が完了したら納車までに任意保険への加入を済ませておきます。納車は自宅まで届けてもらうのが一般的ですが、販売店で受け取ることも可能です。

キャンピングカーの種類別|中古車価格

使用用途や家族の人数に合わせて、様々な大きさや形状のキャンピングカーが存在します。ここからは、代表的なキャンピングカー5車種の特徴と中古車参考価格をご紹介します。

軽キャンパーの中古価格

軽バンや軽トラックをベースとして改装したのが軽キャンパーです。軽キャンパーは小型なので、小回りが利き駐車スペースを広くとる必要がありません。運転がしやすく維持費も低く抑えられるので、気軽にキャンピングライフを始められます。

■軽キャンパー中古車参考価格

車名

年式

走行距離

税込価格

アトレー

平成21年

43,867km

1,390,000円

エブリイ

平成27年

12,827Km

2,390,000円

 

バンコン(ハイエース)の中古価格

バンコンとは、バンコンバージョンの略称で、ハイエースなどのワンボックスカーをベースにしたキャンピングカーです。内装のみをキャンプ仕様にしているため、外観は通常のワンボックスカーと変わりません。取り回しがしやすいことに加え、室内空間を広く確保できるバランスの良さから人気の車種です。

■バンコン(ハイエース)中古車参考価格

車名

年式

走行距離

税込価格

ハイエース

平成24年

126,151Km

2,980,000円

ハイエース(4WD)

平成31年

31,428Km

5,390,000円

キャブコンの中古価格

キャブコンは、トラックをベースとしており、荷台部分を居住空間として改装したキャンピングカーです。一般的にキャンピングカーとして広く認知されているのがこちらのタイプです。

リビングやベットスペースを広く取ることができ、シャワーやトイレなどの設置もできます。

■キャブコン中古車参考価格

車名

年式

走行距離

税込価格

カムロード

令和1年

2,933Km

8,890,000円

デュカト

平成27年

17,952Km

6,980,000円

バスコンの中古価格

バスの車体をキャンプ仕様に改装して居住空間としたのがバスコンです。海外では大型バスベースが多いですが、日本では駐車スペースの確保が困難なためマイクロバスをベースとしたものが主流です。

床面積が広くフラットなので自由度が高く、内装を自分好みにカスタムできます。

■バスコン中古車参考価格

車名

年式

走行距離

税込価格

コースター

平成25年

49,526Km

6,590,000円

デュカト

平成26年

69,901Km

8,980,000円

トレーラーの中古価格

独立した居住空間であるトレーラーを、自家用車で引っ張るタイプのキャンピングカーです。居住空間のみでエンジンや駆動機関を持たないため、他のキャンピングカーと比較すると安価となっています。

カーブやバック時に特殊な挙動があるので、運転には慣れが必要です。

■トレーラー中古車参考価格

車名

年式

走行距離

税込価格

エースキャラバン

令和4年

2,057,000円

クナウスホリデー

平成19年

1,990,000円

中古トラックに関することはステアリンクへ

中古のキャンピングカーを購入する際は、使用の目的と乗車人数を明確にした上で、自分に合った車種を選ぶことが大切です。キャンピングカーの購入を検討している方は、今回ご紹介した内容を参考にしてみてください。

数多くの整備・修理実績を誇る中古トラック販売専門の「ステアリンク」では、中古キャンピングカーについてのご相談も受け付けています。

手厚いサポートでご対応させていただきますので、修理や整備に関することは、是非「ステアリンク」にお問い合わせください。

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