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8tトラックの中古車価格は?車体サイズや必要な免許などを解説!

更新日:2023/06/07
8tトラックの中古車価格は?車体サイズや必要な免許などを解説!

車好きや仕事でトラックに乗っている方であれば、8tトラックについてご存知の方も多いでしょう。

しかし、「8tトラックってどの免許があれば運転できるの?」「8tトラックっていくらぐらいするの?」といった疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、8tトラックの概要や新車・中古車の相場、購入する際のポイントを解説します。

 

8tトラックのサイズ(寸法)・最大積載量

8tトラックの最大積載量やサイズは、メーカーや車種によって大きく変動します。平均的なサイズ・最大積載量は以下の通りです。

最大積載量 7,500〜8,500kg
車両総重量 12,500〜15,000kg
全長 8,440〜11,000mm
全幅 2,200〜2,500mm
全高 2,400〜2,600mm

このように8tトラックには、全ての項目においてばらつきがあります。購入する際は、同じ8tトラックでも選ぶものによってサイズが異なることを認識しておきましょう。

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8tトラックの車種・種類

8tトラックは、2tや4tトラックに比べて、種類が豊富ではありません。ここでは代表的な8tトラックを3つ紹介します。

車種 三菱ふそう・ファイター UDトラックス・コンドル 日野自動車・レンジャー
最大積載量 8,500kg 8,600kg 8.500kg
車両総重量 13,250kg 15,240kg 14,210kg
全長 7,540mm 10,955mm 8,455mm
全幅 2,290mm 2,460mm 2,230mm
全高 2,565mm 2,750mm 2,465mm

最大積載量は3つとも似ていますが、車両総重量や全長などはかなり差があるので注意が必要です。
 

8tトラックはどの免許で運転できる?

結論、8tトラックを運転するには大型免許が必要です。 8tトラックは中型トラックと呼ばれる4tトラックや大型の10tトラックに対して微妙なポジションに位置しているため、どの免許が必要なのかあやふやになるケースが多いです。

普通免許はもちろん、中型免許であっても積載量6.5トン未満の車両しか運転できないため、最大積載量が8tを超える8tトラックは運転できません。 「中型車は中型車(8t)に限る」という記載が免許証にある場合、8tトラックの運転が可能と考える方がいますが、これも不正解です。続く章で詳しく解説します。
 

免許証の「中型車は中型車(8t)に限る」って何?

2007年6月1日以前に取得した運転免許の(免許の条件等)には、「中型車は中型車(8t)に限る」と記載されています。そのまま考えると、普通運転免許でも8tトラックを運転できると感じると思います。

しかし、実際には先述した通り、8tトラックは大型運転免許がなければ運転ができません。厳密に言うと、車両総重量が8t未満でも、最大積載量が6.500kg以上だと対象外となります。多くの8tトラックが、車両総重量8t以上・最大積載量7,000kg以上で設計されています。
中型免許で対応可能な最大積載量は6.500kg未満となるため、必ず大型免許の取得が必要です。

【ステアリンク】中古トラックの価格・ラインナップはこちら

 

新車・中古車の8tトラックの価格相場は?

トラックは、大型・中型・小型の3つに分類されており、8tトラックは中型に当てはまります。新車の8tトラックの場合は、500〜700万円前後が価格相場です。一方、中古車の8tトラックは、100〜600万円前後が価格相場となります。

8tトラックは10t以上のトラックに比べて耐久性が低いですが、一般的な乗用車に比較すると高い耐久性を誇ります。購入から5〜10年経過した場合や10万km以上走行したケースでも、購入価格から大幅に変動することはありません。
 

8tトラックと10tトラックを比較

8tと10tの比較

8tトラックは中型、10tトラックは大型に分類されるため、トラックの種類や規格が異なります。8tトラックは中型トラックの中でも特殊で、運転時には大型運転免許が必要です。

中型トラックの場合、以下のように規格が定められています。

最大積載量 6,500kg以下
車両総重量 11,000kg以下
全長 12,000mm以下
全幅 2,500mm以下
全高 3,800mm以下

また、大型トラックの規格は以下の通りです。

最大積載量 6,500kg以上
車両総重量 11,000kg以上
全長 12,000mm以下
全幅 2,500mm以下
全高 3,800mm以下

8tトラックは、具体的な寸法と最大積載量や車両総重量が定められておらず、大型トラック以下・4tトラック以上の存在です。8tトラックの中には、10tトラックのようなサイズ感の車体となるケースもあります。
 

中古で8tトラックを購入する際のポイント

点検する人の画像

中古で8tトラックを購入する際は、以下4つのポイントをチェックしておきましょう。

  • エンジンの状態
  • 購入時期
  • 耐用年数
  • 納車までの期間

それぞれ詳しく解説します。

エンジンの状態

8tトラックを中古で購入する際は、エンジンの状態を確認しましょう。エンジンの状態によってトラックの寿命は異なります。例えば、エンジンオイルの交換記録やメンテナンスの頻度など、細かく整備されているトラックほど、長期間良い状態を保てます。

また、エンジンが経年劣化しているとマフラーから白い煙が出てくるため、表面の汚れだけではなく内部もしっかりと確認しておくと良いでしょう。

購入時期

商用車として利用されているケースが多い中古トラックは、8月に販売価格が安くなる傾向にあります。8月は企業の決算期と被るため、状態の良いトラックが販売店に流れてくるためです。

また、トラック自体の流通量が増えるため、販売価格が抑えられる可能性が高いです。コストを抑えて良い中古トラックを購入したい場合は、購入時期もポイントと言えるでしょう。

耐用年数

商用車として中古の8tトラックを購入する場合は、問題なく減価償却できるかどうかも確認が必要です。中古トラックの耐用年数は4〜5年が目安となるため、あまりに状態が悪く3年以下で買い換えると経費処理が難しくなります。

8tトラックは比較的状態の良いケースが多い傾向にありますが、なるべく耐用年数の長いトラックを選びましょう。

納車までの期間

中古のトラックを購入する際は、納車までの期間も確認しておきましょう。 中古トラックは見積もり取得から購入まで一般的には2週間前後、販売会社によっては1ヶ月以上時間かかる場合があります。

納車までには、基本的に以下の手順を踏む必要があります。

  • 購入希望の中古トラックを確認
  • 現車の確認・見積もり取得
  • 購入契約
  • 納車点検整備と法定手続き
  • 納車

中古トラックを購入する際は、納車までのスピードが速い販売会社を選択すると良いでしょう。
 

8tトラックを購入する際は、ぜひステアリンクで!

8tトラックは具体的な寸法やサイズ・規定が定められておらず、運転には大型運転免許が必要です。

初めて8tトラックを購入する際は中古車がおすすめです。中古車のメリットは、何と言っても価格の安さです。中古車であれば新車と同じ予算で対象車種の上級グレードやワンランク上の車を購入することもできます。 また、納期の速さもメリットです。新車の場合、在庫がなければ最低でも1ヶ月以上待つ必要があります。中古車であれば、契約から2週間前後で納車されることも少なくありません。

ステアリンクでは熟練職人による高度な技術で徹底した修理・リメイクを行っています。購入後の保証も充実していますので、契約後も安心してお乗り頂くことが可能です。

ステアリンクで2tトラックの購入を検討してみてはいかがでしょうか?

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