トラック・運送・トラックドライバー情報

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10tトラックの積載量・中古車価格・運転に必要な免許とは

更新日:2023/05/31
10tトラックの積載量・中古車価格・運転に必要な免許とは

10tトラックの購入を考えている方の中には「どの免許を持っていると10tトラックを運転できるの?」「10tトラックの中古車価格を知りたい」など、悩みを抱えている方もいるでしょう。

当記事では、10tトラックの最大積載量や運転するのに必要な免許、中古車価格の相場などを紹介します。

10tトラックのサイズとボディタイプ

10tトラックは、ロングボディやショートボディ、ワイドボディなど様々なサイズとボディタイプがあります。以下の表をご覧ください。

長さ 高さ
標準ボディ 11,900mm 2,860mm 2,300mm
ロングボディ 12,000mm 3,800mm 2,300mm
ショートボディ 10,010mm 2,470mm 2,410mm
ワイドボディ 11,980mm 3,795mm 2,495mm

標準ボディ

他のタイプと比べると一回り小さいタイプです。比較的、小回りがきくので山道や道幅が狭い道路などを通るときに主に利用されています。

ロングボディ

縦長の形をしているので、多くの荷物を積むことができます。主に長距離の運送などに利用されていますが、小回りが利かないため、道幅が狭い道路などは避ける必要があります。

ショートボディ

10tトラックの中では、一番サイズが小さく走りやすいのが特徴です。小回りが利くので、地域などを巡回したり荷物を運んだりするときに便利ですが、積める荷物量が他と比べて少ないので長距離輸送には適していません。

ワイドボディ

横長の形をしているので、多くの荷物を積むことができます。横に広い分、ロングボディと比較して安定感がありますが、道幅が狭い道路を苦手とするのは同じです。

大型車の価格・ラインナップはこちら

10tトラックの最大積載量・車両総重量は?

10tトラックは大型トラックとして区別され、トラックの中でも最も大きなサイズのトラックです。

大型トラックの定義は「最大積載量が6.5t以上または車両総重量が11t以上または乗車定員30人以上」です。

大型トラックは中長距離の輸送で使われるもので、大量の貨物を運搬する際に使用されます。

トラックは貨物運搬に利用されることが主であるため、積載量で区別される場合が多いですが、積載量以外にも車両総重量で区別する場合もあります。

積載量は荷物のみの重さ、車両総重量は荷物や乗車する人を含む全ての車両の重さです。

10tトラックはどの免許で運転できる?

10tトラック免許

10tトラックを運転するためには大型免許が必要です。

大型免許を取得すると、普通のトラックよりも大きなサイズの車両を運転することができます。車のサイズが大きいほど運転が難しく、事故が起きた際の損害も大きいため、より一層の注意が必要です。

必要な大型免許の種類

大型免許には「大型一種免許」と「大型二種免許」の2種類があります。

一般的な大型一種免許に対して、大型二種免許は路線バスや観光バスなど乗車定員が30名以上の営業用車両を運転する際に必要です。

トラックとして貨物を輸送するためであれば、「大型一種免許」が必要となります。

大型免許を取得するには

大型免許の取得条件は以下の通りです。

  • 21歳以上
  • 中型、準中型、普通、大型特殊免許のいずれかの免許を現に受けており、かつ、当該いずれかの免許を受けていた期間(当該免許の効力が停止されていた期間を除く)が通算して3年以上の方
  • 視力が両眼で0.8以上、かつ、一眼でそれぞれ0.5以上であること
  • 三桿法の奥行知覚検査器により3回検査し、その平均誤差が2センチメートル以下であること

(出典:警視庁 HP
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/menkyo/menkyo/annai/ogata/tetsuzuki08.html)

10tトラックと8tトラックを比較

10t8t比較

10tトラックと似た車種に、8tトラックがあります。8tトラックは中型トラックと大型トラックの中間に位置するものです。

10tトラックと同じで、8tトラックの運転にも大型免許が必要です。中型トラックのような見た目でありながら、最大積載量が8t前後というのが8tトラックの特徴です。

8tトラックのように積載量の大きいトラックのことを「増トン車」または「増トントラック」と呼ぶこともあります。

8tトラックは10tトラックよりも安価に購入できるため、トラックの購入費用を抑えたい方に人気です。

「中型免許のつもりで購入したけど、実は運転できる免許を持っていなかった…」ということがないように、トラックを選ぶ際には必要な免許を必ず確認しましょう。

新車・中古車の10tトラックの価格相場は?

10tトラックは決して安い買い物ではなく、新車で買う場合には1,000万円以上はかかるでしょう。

しかし、中古車を買う場合は、数百万円で購入できる場合もあります。コスト面を考えた場合、新車よりも中古車を選択するのがおすすめです。

10tトラックの新車価格相場

10tトラックを新車で購入する場合、1,000万円~数千万円が相場です。

大型トラックは積載量も多く、事故リスクも高いため、定期的なメンテナンスが必要になります。そのため、購入後も維持費という形でコストが発生します。

10tトラックの中古車価格相場

10tトラックを中古で購入する場合、数百万円~2,000万円が相場です。

新車で購入するよりも安く買えるのが中古車のメリットです。

10tトラックを中古で購入する際のメリット

トラック運転手の画像

中古で10tトラックを購入する一番のメリットは、購入価格が安いことです。しかし、価格面以外にもメリットがあります。

下記でそれぞれ解説します。

納期までの期間が早い

中古トラックは販売店が車両を取り扱っているケースが多く、納期が早いというのが特徴です。

新車の場合にはディーラーから販売されるまでに日数がかかる場合もあるため、すぐに使用したい方にとっては大きなメリットでしょう。

リメイクが可能

中古車の場合、舗装などのリメイクができる場合もあります。中古車の販売業者が舗装などを取り扱ってくれることがあるため、自分好みにカスタマイズすることで、走りやすいトラックにすることができます。

新車ではこういったリメイクは難しいので、中古車を買う場合のメリットといえるでしょう。

10tトラックをトラックを購入する際は、ぜひステアリンクで!

今回は10tトラックの取り扱いについて見ていきました。

トラックには大型トラック、中型トラック、小型トラックがあり、それぞれ積載量で区別します。その中でも最大積載量が10tサイズのものを10tトラックと呼び、大量の貨物を運送する際に役立ちます。

新しく10tトラックを購入するならステアリンクの中古トラックがおすすめです。

中古車のメリットは、何と言っても価格の安さです。中古車であれば新車と同じ予算で対象車種の上級グレードやワンランク上の車を購入することもできます。

ステアリンクでは熟練職人による高度な技術で徹底した修理・リメイクを行っています。購入後の保証も充実していますので、契約後も安心してお乗り頂くことが可能です。

ステアリンクで8tトラックの購入を検討してみてはいかがでしょうか?

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