何らかの事情があってトラックを長期間乗らないまま置いておくことになったら、どんな方法で保管すればいいのでしょうか。保管場所や保管方法、そしてトラックを放置することになったときの考え方について解説します。
目次
長期間トラックに乗らないときにしておくべきこと
トラックに限らず、自動車をエンジンも始動することもなく長期間放置しておくと、どんどん劣化が進んでしまいます。コンディションを保つには少なくとも月1回程度はエンジンをかけ、軽い走行をしておくのがベターな対応策です。しかしそれも難しい場合には、以下の処置を行ってから保管しましょう。
まず、トラックを長期間停めておくとタイヤの一部が平らに変形する「フラットスポット」と呼ばれる現象が起きます。これを防ぐにはリフトやジャッキでトラックを持ち上げておくか、タイヤの空気圧を高くしておきます。
ガソリンは満タンにしておかないとタンク内で錆びつきやすくなります。燃料劣化防止剤を使用するのも良いでしょう。トラックを保管する前には一度しっかりと整備をして、エンジンオイルも新しいものに交換しておきます。また、バッテリーは漏電を防ぐためにマイナス端子を外しておきます。
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長期間トラックを保管するのに適した場所
屋根がなく風雨の影響を受ける屋外にトラックを長期間置いておけば、劣化は驚くほど加速してしまいます。最低でも屋根付きの車庫で、カバーをかけて保管しましょう。できれば倉庫やガレージなどの屋内を保管場所にしたいところです。それでも保管期間は数ヶ月程度が目安となります。1年、2年と保管するとなると、再始動時に整備や修理をしなければならない可能性が高くなり、結局は費用もかさんでしまうかもしれません。
長期間放置したトラックに乗るときの注意点
長期間放置しておいたトラックに再び乗る際、まず問題となるのがいわゆるドライスタートです。エンジンに入っているエンジンオイルには金属の部品同士の摩擦を抑えてエンジンを保護する役割があります。しかし、エンジンをかけない状態が1ヶ月以上続くと、このエンジンオイルはオイルパンに落ちてしまいます。その状態でエンジンをかけると、エンジン内部のエンジンブロック、ピストンなどが傷つき、場合によっては焼きつきを起こします。そのため、再始動するときはまずオイルレベルゲージを見て、エンジンオイルの量や状態を確認する必要があります。数ヶ月放置していたのなら、多くの場合はエンジンオイルを交換するべきです。
また、ブレーキの固着も気になります。放置していたことによって錆などが発生してブレーキがかかったままの状態になっていると、これも自動車にダメージを与え、場合によっては事故につながることもあります。ブレーキの固着を修理するには分解整備が必要になります。ほかにもさまざまな箇所の不具合が起きている可能性があるので、再びトラックに乗るときは整備工場などで点検整備を受けるべきです。
このように、トラックを長期間放置すると、ある程度気をつけてケアをしていたとしても、再び使用する際には手間と費用がかかります。定期的に動かすことができない場合、トラックの保管には意外に大きなリスクが伴うものだということを知っておいてください。
保管しておいた結果、トラックが劣化してしまい、結局は廃車にしてしまうようであれば、トラックを買取に出して売却するほうが得策とも考えられます。その後、また必要であれば状態のいい中古などを買うのが合理的ではないでしょうか。トラックを保管するときは、ほかの方法も選択肢に入れて考えてみてください。
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